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目標を実現するために、自らが考え行動する力を【商学部生との懇談】

平成26年1月22日(水)学長室にて、西澤学長が商学部の学生との懇談を行いました。今回参加したのは、商学部中瀬教授のゼミに所属している2回生から4回生の学生9名です。中瀬ゼミの学生は、毎年開催されている三商大ゼミ討論会に参加したり、企業訪問を行ったりと積極的に活動しています。

各自の簡単な自己紹介のあと、ゼミの中で行った企業訪問先について西澤学長から感想を聞かれ、『大企業といわれる会社の社員のモチベーションの高さや社内のグローバルな雰囲気が強く印象に残った』『鉄道会社等の運輸事業では赤字のところが多いようだが、国内外で大規模な街づくりを行うことで収益を上げていることを知った』『技術力のある日本企業でさえも海外企業に対抗すべく機能を絞ってコストを低めるなどの苦労をしている』との感想が事例とともに紹介されました。さらに、3回生が中心ということもあって、各自が将来に向けて自分のキャリアをどう伸ばしていこうとしているのかについて、『日本のみならず世界の中で貢献できているという実感が湧く仕事』『自分が成長できると感じられる仕事』につきたいと考えているとの思いが語られました。

その中で、西澤学長から『グローバル人材について』とは、「自らの意思と目標をしっかり持ち、そこに向けて地道な努力を重ねることができる人材」と話され、世界で活躍している小澤征爾【指揮者】さんや、吉田都【バレエ】さんをエピソードをもとに、日本人が世界で認められることの厳しさを、また、女性の教育の必要性を訴える活動をしているマララ・ユサフザイさんを例に、教育が受けられることの喜びやその重要性を学生達に話されました。「教育とは与えられるものではなく自ら求めるもの。自らが考え、自らの目標を実現するために、何が必要なのかを考え行動することが大事。言葉はあくまでも道具のひとつにすぎないが、必ず必要となるもの。英語ができないと様々な可能性の幅が狭くなってしまう。社会に出てから後悔しないように学生時代を有意義に過ごし、将来自分のやりたいことがグローバルに繋がるようにしてほしい。そのために、大学としても留学の機会や語学研修やグローバルコミュニケーションのコースを開講する等、いろいろ支援を考えている。みなさんにぜひ、学生の間に1度は海外を体験してほしい。困難なことにチャレンジすることは、必ず自分の糧となる。自らが意思を持って、キャリアを切り開いていくことを大いに期待しています。」とのメッセージを贈られました。
20140122懇談会(商学部編)
左後列から、持田さん、中田さん、永田さん、斎藤さん、喜多さん、芝さん
左前列から、表原さん、松井さん、西澤学長、中瀬教授、武居さん

参加者氏名学年
松井 あかね(まつい あかね)さん 4回生
斎藤 孝祐(さいとう こうすけ)さん 3回生
芝 久人(しば ひさと)さん 3回生
武居 麻子(たけい あさこ)さん 3回生
中田 有紀(なかだ ゆうき)さん 3回生
永田 義行(ながた よしゆき)さん 3回生
喜多 厚貴(きた あつき)さん 3回生
持田 孝輔(もちだ こうすけ)さん 3回生
表原 加奈子(おもてはら かなこ)さん 2回生