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教育・学生生活

交換留学レポート4月号(ドイツ ハンブルク大学)

文学研究科後期博士課程 廣瀬ゆう子

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ハンブルク大学

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リューベック
クリスマスマーケットにて

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聖ミシェル教会からの眺め
(右奥に見えるのがアルスター湖)

ハンブルク大学への交換留学生としてドイツでの学業生活が始まり、はやくも半年が経ってしまいました。初めのうちは、ハンブルク大学のとにかく広いキャンパスの中で迷子になりかけたり、住民登録、ビザ、健康保険などといった生活に必要な事務手続きに手間取ったりと、なかなか落ち着く暇がありませんでした。寮生活も、海外での長期滞在も初めてで何かと戸惑うことも多かったのですが、いろいろな人に助けられて、徐々に生活にも慣れていきました。

7年前にも一度、語学学校へ通うためにドイツに一ヶ月滞在したことがあります。その時はドイツ南部の都市ミュンヘン近くの小さな街でした。南部はカラフルでかわいらしい建物が多かった印象ですが、かなり北に位置し、デンマークからもほど近い港町ハンブルクはドイツ南部とは全く違う風景です。南部でよく見かけたようなかわいらしい建物は少なく、どちらかというと、どっしりと構えた少し無愛想にも見える石造りの建物が並んでいます。さて、ハンブルクには2009年の10月から滞在しているのですが、この秋はドイツ人が驚くほど暖かい秋だったようです。(寮の部屋から見える街路樹がきれいに紅葉していたのを覚えています。)しかし、それよりもっとドイツ人が驚いたのが、この次に訪れた冬の状景でした。12月中旬から初雪が降り始め、クリスマスには辺りは真っ白になり、3月初旬まで雪が道に残っている状態でした。これほど雪が降ったのは十数年ぶりだということです。ハンブルク市街の中心にはアルスター湖という湖があるのですが、この湖が完全に凍り、人が湖の上を歩いて通れるくらい、気温が下がりました。私は湖の上を歩く機会を逃してしまったのですが、湖が凍ってしまうというのですから、今年の冬がどれほど寒かったかということを物語る出来事になりました。それほど寒かった冬ですが、ほぼ12月の一ヶ月間を通して開催されているクリスマスマーケットは楽しい思い出のひとつです。凍えるほど寒い気温の中、夕方近くからあちこちのクリスマーケットにたくさんの人が集まり、ローストされた香ばしいアーモンドや、クレープ、様々な香辛料が入った甘くて温かいグリューワインを片手に友達や同僚、家族とのおしゃべりを楽しんだり、クリスマスグッズが売られている小さな店をあちこち覗いたり、とにかくクリスマスマーケットには人がこぞって集まっていました。

私自身のことについて少し触れますと、滞在半年が過ぎた今でも、潤滑なコミュニケーションというものにまだまだ苦戦しています。受講していた講義でも、ドイツ人向けの講義は特に聞き取りが難しく、自分の勉強不足に落ち込んだこともありました。とはいえ、あと半年というドイツでの貴重な時間を大事に、自分の研究に励み、現代ドイツで何が起こっているのかよく見聞きし、視野を広げていきたいと思います。