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教育・学生生活

交換留学レポート12月号(ドイツ ハンブルク大学)

文学研究科後期博士課程 木戸紗織

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Philo Turm

10月後半から新学期が始まり、大学にも賑わいが戻ってきました。ドイツの大学は冬学期から一年が始まるため、今月は多くの新入生が大学生生活をスタートさせる時期でもあります。そこで今回は、学生の一日に沿ってハンブルク大学をご案内しましょう。

ハンブルク大学のキャンパスは学部ごとに広範囲にわたって点在していますが、いわゆる国文学にあたるドイツ言語文化学Germanistikは、哲学塔Philo Turmと呼ばれる大学でもひときわ目立つ建物に入っています。留学生向けのドイツ語の授業もここで行われます。一方、日本について学ぶ日本学Japanologieは、大学で最も新しいガラス張りの建物に入っています。基本的にはドイツ人学生向けですが、必要に応じて独文和訳などの授業を受けることができます。

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アジア・アフリカ研究所

留学生にとって授業と並び重要なのが、タンデムです。タンデムとは「二人乗り自転車」に由来し、外国人同士がそれぞれの得意とする言語を教えあう勉強方法のことです。カフェでコーヒーを飲みながら宿題をしたり、公園を歩きながら昨日見たテレビの話をしたりと内容は様々ですが、ドイツ語を習うだけでなく日本語学習の手助けをすることからも多くの発見があります。タンデムパートナーを探す際には、ちゃんと掲示板や交歓会が用意されていますのでご安心を。

さて、昼食の時間です。ハンブルク大学には学食Mensaが三ヶ所あり、それぞれ別の日替わりメニューを3~4種類提供しています。その他軽食のテイクアウトやカフェテリアも多く、気に入ったものが見つかるまで学内を巡るのが私の楽しみです。

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大学前の通り

調べ物をするときは図書館へ行きましょう。ハンブルク大学の図書館は国立図書館も兼ねた非常に大きなものですが、さらに各学部や研究所にも専門図書を収蔵する図書館が併設されています。そのため、大学内に一体いくつ図書館があるのか見当もつきませんが、たいていは大学図書館と専攻学部に併設されている図書館でこと足ります。日本学併設の図書館には日本語の本も数多くあり、研究書以外も収蔵されていますので、空き時間にのぞいてみるといいでしょう。図書館にはパソコンが常備されているため、レポートの作成や印刷をする際にも便利です。

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11月26日 降雪

<授業の合間に一息つきたいときは、カフェへ行きましょう。値段や次の授業が気になるときは上述のとおりキャンパス内のカフェがありますし、時間に余裕があって気分転換したいときは大学の外まで少し足を伸ばしてみることもできます。とりわけ大学図書館の喫茶コーナーは、勉強の合間に休憩する人たちでいつもいっぱいです。私はよくタンデムで外のカフェへ行き、ドイツ名物のパンやケーキを教えてもらって順に試しています。

最後に、忘れてはならないのがゼメスターチケットです。これは交通機関の半年定期に相当するものですが、通学区間に関係なくハンブルク市内全域で有効という非常に便利なものです。そのため、授業後や休日に気軽に出かけられるのはもちろん、授業でも学外へ出かけることが多々あります。たとえば、通常授業の代わりに講演会を聞きに行ったり、郊外の自然保護地区へ現地調査に行ったり、さらには毎回どこかの博物館施設を訪ねる授業まであるそうです。また、過去の交換留学レポートで紹介されているところは、すべてこのゼメスターチケットで行くことができます。みなさんもこのゼメスターチケットを有効に使って、留学生活を有意義なものにしてください。