公立大学法人大阪市立大学
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教育・学生生活

交換留学レポート5月号(ドイツ ハンブルク大学)

文学部3回生  野井友理子

晴れた日のアルスター湖
晴れた日のアルスター湖

日本庭園の桜
日本庭園の桜

寮でのパーティー
寮でのパーティー

晴れた日のアルスター湖私は4月からハンブルク大学で交換留学生として勉強をしています。こちらに来てもう1カ月ほどが経ちますが、少しずついろいろな事に慣れてきたような気がします。
私がドイツに来てまず初めにしなければならなかったことは、健康保険や銀行口座、ビザなどの手続きでした。これがなかなかやっかいで、言葉が難しかったり、事務所が限られた曜日・時間しか開いていなかったりと大変でした。上手くいかないことも多くありましたが、私は10月から市大に留学を予定している学生さんにチューターとして手伝ってもらっており、彼女がとても手際よく進めてくれたので、全ての手続きを終えることができました。

日本庭園の桜大学での授業は、主にDaFと呼ばれる留学生向けのドイツ語の授業を受けています。
授業の内容は文法や発音、ドイツの歴史、ドキュメンタリー映画を見るものなど様々です。DaFには本当にいろいろな国の人たちが参加しているので、お互いの国について話していると新しく知ることが多くとても面白いです。DaF以外では通常の専門の授業も受けていますが、ドイツ人の先生のドイツ語は早くて聞き取るのが難しいことも多いので、私は聴講生として参加しています。

例年の4月は雪の降るような寒い日もあるそうなのですが、今年は暖かくとても天気の良い日が続きました。大学のすぐそばにある公園には日本庭園があり、4月中頃には桜が満開でとてもきれいでした。今年のイースター(Ostern)は4月24日で、大学も金曜日から4日間お休みでした。4日間とも気持ちのいいくらいの晴れの日が続いたので、街を歩いているとカフェのテラスで食事をする人や公園のベンチで談笑している人、観光客などをよく見かけ、とてもにぎやかでした。私はというと、寮に住むバングラデシュ人の隣人がインドカレーを振る舞ってくれて、隣人たちとパーティーをしました。彼はスパイスから手作りで作ってくれたのですが、日本のカレーとはまた違う香りがしてとてもおいしかったです。私の寮の同じフロアにはドイツ人、ポーランド人、バングラデシュ人が住んでいます。基本的に会話はドイツ語ですが、バングラデシュ人の彼はドイツ語を話さないため英語を話さないといけないことも多いです。ドイツ語と英語を使い分けるのは大変で上手く伝えられないこともありますが、みんなよく話しかけてくれるので私も積極的に会話をしています。