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教育・学生生活

2012年度交換留学レポート11月号(ドイツ ハンブルク大学)

商学部3回生 森本摩耶

こんにちは。留学生活もあっという間に8ヶ月が経とうとしています。留学当初は長いと思っていた一年も、実際に始まってみると本当に早く、少し寂しくもあります。

11月に入り、本格的に冬がやってきました。ハンブルグでは既に街中のあちこちでクリスマスマーケットが開かれており、毎日多くの人々で賑わっています。

特にRathaus(市庁舎)前のクリスマスマーケットは大規模で、多くのマーケットや巨大なクリスマスツリー、メリーゴーランドなどもあり、夜になると華やかなライトアップで飾られ、とても綺麗です。

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マーケットで売られている商品はGlühweinと呼ばれるホットワインや、ホットチョコレート、ビール、ソーセージなど日本のクリスマスマーケットでも売られているものに加え、キャンドルやツリーの装飾品、中には台所用品や掃除用品を売っている店まであり、見ているだけでもとても面白いです。

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そこで今回は、クリスマスマーケットで売られているこれらの商品の中でも、特に代表的な飲み物について紹介したいと思います。

まずは、クリスマーケットといえば最も有名なGlühwein。これはワインと香辛料などを暖めて作るホットカクテルの一種で、多くは赤ワインで作られますが、たまに白ワインで作られたものも見かけます。寒い屋外を歩き回るときに飲むと、とても体が温まり美味しいです。

次に、Punschと呼ばれるスウェーデンの伝統的なお酒。これもGlühweinと同じく暖かい飲み物で、砂糖、蒸留酒、水に様々な香料を合せたアルコールです。わたしはOrangenpunschというオレンジ風味のPunschを飲みました。暖かいオレンジジュースに少しお酒が効いたような、不思議な味でした。

そして、Kakao。Kakaoは日本のクリスマスマーケットでもココアとして売られていますが、ドイツではココアにラム酒やショットを加えたものが売られています。わたしはまだ飲んだことはありませんが、是非ドイツにいる間に飲んでみたいと思います。

最後に、最近タンデムパートナーに教えてもらった、Eiergrogという飲み物。Eierは卵、Grogはラムやブランデーに砂糖を混ぜて湯で割った飲み物のことです。これは名前の通り、卵黄にラム、砂糖、お湯を入れ混ぜたもので、クリスマスマーケットでも売られているそうですが、わたしはまだ見かけたことがありません。これは飲むのに少し勇気が要りそうですが(笑)、こちらも一度挑戦してみたいと思います。

また、これらの飲み物は特別なマグカップに入れて提供されるのですが、このマグカップ、クリスマスマーケットの会場ごとに形も柄も様々で、また、このデザインも毎年変わるので、これを集めることもわたしのクリスマスマーケットの楽しみの1つです。ちなみにマグカップは店に返却するとデポジットとして2~3ユーロ返ってきます。

冬の夜がとても長いドイツでは、クリスマスマーケットは観光客だけに限らず、多くのドイツ人の冬の楽しみ方の1つのようです。また、開催場所によって少しずつ雰囲気も違うので、ハンブルグだけでなく、他のいろいろな都市のクリスマスマーケットにも是非行ってみたいと思います。

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