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教育・学生生活

2012年度語学研修レポート(カナダ ビクトリア大学)

法学部1回生 多賀 徳義

 平成24年9月3日から30日まで実施されたビクトリア大学の研修プログラムは大きく分けて二つに分かれていました。まず一つ目は、大学内での授業。これは最初の時間に英語力を測るテストを受け、各々が自分に合ったクラスに分類されました。クラスによって大きく異なっていたそうですが、私のクラスの授業形式はディスカッションを多く取り入れ、かつ文法やコロケーションの学習を中心としたものでした。授業中はもちろん英語しか話せず、先生もすべて英語で授業をされるため、スピーキング力とリスニング力を同時に鍛えることができたと思います。クラスは少人数で編成されており、また話す上で重要視されたのは、説得力のある意見を言うことよりむしろ、積極的に話し、話題を広げていくことだったので、とても話しやすい環境ですぐに馴染むことができました。最後に受けたスピーキングテストでも点数の向上が見られたので実力アップが実感できました。

 そして二つ目は、毎週金曜日に実施されたアクティビティです。これはビクトリア内の観光地などを周り、カナダの文化等を知る機会として位置づけられていたように思います。毎週校外学習があるような気分で楽しむと同時にカナダへの理解も深まりました。また、大学のスタッフがガイドとして一緒に回ってくれていたので、英語を話す機会も得られました。

公園風景.jpg

 私にとって一番大きかった経験はやはりホームステイです。私が滞在した家は子供が5人と大変忙しい家族でしたが、初日から温かく迎えてくれ、最後の日までいろんなことについて話しました。大学のクラスはもちろんよかったのですが、全員が日本人であったため、休み時間になるとどうしても日本語を使ってしまうため、放課後はなるべくすぐに家に帰り、ホストファミリーとの時間を大切にするように心がけました。そのおかげで、異なる価値観を共有することができました。

 カナダに行ってみて思ったことは、カナダの人たちはみな心が温かいということです。道に迷えば教えてくれるし、車はすぐに歩行者に道を譲ってくれます。またこれは制度としてですが、カナダでは医療費と教育費(高校まで)が無償で、教会や一部の私立学校では生活保護受給者やホームレスのために食料や毛布などを配布しているそうです。これらは日本では考えられないものばかりでしょう。当然その分税金が高い(ブリティッシュコロンビア州では消費税が12%)わけですが、そういった税制を整えることができるのも偏にカナダ人の心の豊かさ、温かさによるのではないかと思いました。私はカナダに滞在中、単純な国際比較にすぎませんが、日本人に欠けたものが垣間見えたように思います。日本人ならぜひ一度カナダでの暮らしを体験してみるべきです!!!