文学部を知りたい人のための市大授業
―ひらけゆく世界 みえてくる人間―


□ 平成24年秋の文学部市大授業は、10月8日(月/祝)に実施します。申込期間は、平成24年8月27日(月)から9月28日(月)までです。
□ 過去の文学部市大授業のようすはこちらをご覧ください。

大阪市立大学大学院文学研究科・文学部は、大学における授業の雰囲気や学内の様子を、高校生をはじめ大阪市立大学に関心を持つ人々にひろく体験してもらうために、2012年秋の「文学部を知りたい人のための市大授業」を開催します。文学部の教員が自らの専門分野に関する講義を高校生向けに行います。

日時 2012年10月8日(月・祝)
第1時限 午後1時00分〜午後2時10分:講義
第2時限 午後2時20分〜午後4時:文学部生とのフリートーク
会場 大阪市立大学杉本キャンパス1号館
アクセスマップ
(JR杉本町駅から徒歩約5分、または地下鉄御堂筋線あびこ駅から徒歩約25分)
対象 高校生、予備校生等
定員 各授業につき100名
費用 無料
講義内容 こちらをご覧ください。
申込方法 (1)個人で申し込まれる方は、こちらをご利用ください→申込用ページ
(2)葉書でも申込できます:
〒558-8585大阪市住吉区杉本3丁目3−138文学部市大授業係宛
(受講希望者住所氏名、所属(高校名など)、学年、受講を希望する講義名を明記してください。)
(3)高校等から一括で申し込まれる方は、こちらをご利用ください
申込用フォーム
申込受付期間 平成24年8月27日(月)から9月28日(月)まで

市大授業チラシ(PDF)はこちらです。チラシ表面チラシ裏面

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2012年秋 市大授業プログラム

第1時限 午後1時〜午後2時10分

木村 義成 講師  「空間をデザインする ―街づくりと地図―」

 「どこにお店を建てればいいのでしょうか?」、「どこに道路を通せばいいのでしょうか?」、「どこに公園を造ればいいのでしょうか?」。街づくりでは、「どこに?」という視点が重要になります。街づくりでは、街をどのようにデザインするか考えるときに「地図」を利用します。昔から街づくりでは地図が不可欠でした。最近は、コンピューター上で2次元の地図はもちろんのこと、3次元の地図を作成することにより、街づくりのデザインが可能となっています。市大授業では、街づくりで地図がどのように利用されているか、最新技術を紹介しながら説明します。

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福島 祥行 教授  「わたしのきもちはつたわりますか?」

 このきもちをどういえばいいのかわからない、いいたかったことがつたわらない、あのひとのこころがみえない……。いいえ、そんなことはありません。ちゃんときもちはつたわります。もちろん、占いや超能力なんかじゃありません。ぼくらがふつうにやっていることです。コミュニケーションにかんする研究が、そのことをあきらかにしてくれます。この授業では、コミュニケーションの研究を概観したうえで、勉強や会議なんかの日常生活にたいする応用の可能性についておはなしします。ところで、授業もコミュニケーションのいっしゅですから、みなさんもコミュニケーションを実感していただくことになるでしょう。

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仁木 宏 教授  「信長の安土 秀吉の大坂 ―天下人の城と城下町を究める―」

 織田信長、豊臣秀吉といえば、テレビドラマや小説にしばしば登場しますが、その実像はどんなだったのでしょうか。彼らは、中世から近世へと大きく歴史を動かしました。彼らの城づくり、町づくりには、政策や権力者としての特徴、さらには人格さえ表現されているといえるでしょう。現在、研究の世界では、古文書や軍記だけでなく、古地図・屏風絵や発掘調査、フィールドワーク、地中レーダー探査まで駆使して、安土・大坂の城と城下町の様子を解明しつつあります。考古学、歴史地理学、図像学など多彩な学問分野との共同作業によって新しい歴史像を解明してゆく、大学での歴史研究の最前線を紹介しましょう。

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第2時限 午後2時20分〜午後4時

文学部学生とのフリートーク!!

大阪市立大学が大好きで、文学部での学生生活を思いっきり楽しんでいる大学生がたくさん来てくれて、大学での勉強、クラブ活動、就職などについての最新情報を参加者のみなさんに伝えてくれます。時間を忘れて先輩と楽しく語り、大学生になった未来の自分をリアルに想像してみることができます。



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