平成26年12月17日（水）に大阪市立大学文化交流センターホールにて、特別シンポジウム「観光地域づくりと都市政策・都市経営の課題－広域飛鳥圏の挑戦」を開催します。
　平成18年度の内閣府の調査によると、全国自治体に中心市街地活性化の切り札を聞いたところ、約8割が観光または観光関連との回答があり、観光は日本における中心的な政策目標となっています。そこで、日本の観光の中心ともいえる古都の京都・奈良をかかえる「関西地域」に焦点をあて、今回は奈良県の南部にある明日香村をはじめとする歴史観光の拠点での行政連携の先駆的な試みや、都市政策・都市経営上の課題について講演いただくとともに、古代ロマンの里・農工商連携・直販所・ピラミッド型遺跡など、新たな超小型モビリティによる観光振興などの意欲的な試みを紹介します。