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　大阪市立大学生活科学研究科の藤田 忍（ふじた しのぶ）教授・小池 志保子（こいけ しほこ）准教授が主管するオープンナガヤ大阪2014実行委員会は、平成26年11月8日（土）・9日（日）の両日、大阪市内7区20ヶ所以上の長屋において、改修・活用事例を一斉公開するイベントを実施します。

　本イベントは、「暮らしびらき」をテーマに、大阪にある複数の長屋を同時多発的に公開するもので、オープン・ハウス・ロンドンを模して平成23年に始まり、今回で4回目の開催となります。現代のライフスタイルに合わせながら、かつての古き良き長屋で暮らし続けている方々のナガヤライフを紹介するこのイベントは、建築関係者や不動産関係者だけでなく、一般の皆さんにも興味をお持ちいただき、大阪長屋への理解や愛着を深めていただくことを目的としています。大阪市立大学による再生デザインが、グッドデザイン・サステナブルデザイン賞を受賞した豊崎長屋（北区）、耐震補強・設備の新調や断熱化などを行い、住宅としての機能を高めた賃貸住居の須栄広長屋（生野区）、また長屋を利用したカフェやレストランなど、さまざま活用事例をご覧いただけるユニークな機会です。多数の皆さまのご参加をお待ちしています。