創造都市研究科修士課程1回生（都市政策専攻）の辻堅太郎さんが、「人間力大賞2009」で「日本青年会議所会頭特別賞」を受賞しました。

「人間力大賞」（主催：社団法人日本青年会議所・NPO法人人間力開発協会、後援：内閣府等）は、環境、国際協力、医療・福祉、文化・芸術、スポーツ、その他の分野で積極的な活動を続けている若者に与えられるものです。

辻さんは出身地である鳥取県で、地域づくり活動として、市町村合併により不要となった旧議場を活用した映画上映会「とっとり議場シネマ」を平成19年から毎年開催しています。また、鳥取市の中心市街地活性化に向けた「鳥取まちなか往来復活コラボ」の実施や、学生と地域住民との交流を通じて介護不要で元気なコミュニティを目指す「えんがわ活動」など、多様な取り組みを行ってきました。そして、こうした地域づくりの経験をいかして、平成２０年度に鳥取県に対し、若者の地域活動促進に向けた政策を提言しました。提言内容は「若者地域活動マネジメント事業」として、平成21年度に鳥取県での予算化・事業化がなされています。

今回、以上の活動が評価され、「日本青年会議所会頭特別賞」を受賞されました。

辻さんのコメント：権威のある人間力大賞で会頭特別賞をいただき大変喜んでおります。今回の受賞を励みに地域活動ならびに研究活動にさらに邁進したいと考えています。

人間力大賞2009ウェブサイト