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教育プログラム「アジアの種子2013」宇宙実験、まもなく開始します!

教育プログラム「アジアの種子2013」宇宙実験、まもなく開始
播種作業を行う生物部のメンバー

「アジアの種子2013」は、JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部きぼうアジア利用推進室が実施している国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟を利用したアジア・太平洋地域の青少年のための教育プログラムです。理学研究科の曽我康一准教授は、アズキの栽培実験を行うことを提案し、アドバイザーおよび実験協力者として、準備作業や実験系の確立作業を行いました。また、理学部生物学科の学生が中心となって活動している生物部も実験協力者として、準備作業や実験系の確立作業を行いました。宇宙で生育させるアズキ種子の播種作業は生物部のメンバーが行い、2013年8月4日に打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」4号機 (HTV4)によって「きぼう」に輸送されました。宇宙での栽培実験は8月末から9月上旬に実施される予定です。

教育プログラム「アジアの種子2013」宇宙実験、まもなく開始
アズキ種子が播種された栽培容器

このプログラムは、申し込みの必要などはなく、「アジアの種子2013」のウェブサイトに掲載される情報を参考にして、各自で考えた実験や観察を行います。その結果をもとに、宇宙でアズキの芽ばえがどのように育つのかを予想します。予想を行った後に、宇宙飛行士と同じ時に実験を行い、宇宙で育った芽ばえと地上の芽ばえにどのような違いがあるのかを確かめます。希望者は、その結果をレポートにまとめ、メールで投稿してください。優秀なレポートはウェブサイトで公開されます。曽我准教授は「自身で実験を行うことで、考えたり、調べたりすることを経験して欲しい。また、宇宙実験を身近なものに感じ、科学や宇宙に興味を持つ人が1人でも増えて欲しい」と話しています。

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