公立大学法人大阪市立大学
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スポーツを科学的に考察!咲くやこの花高校と連携

 平成30年3月2日(金)、杉本キャンパスにおいて、大阪市立咲くやこの花高等学校と本学都市健康・スポーツ研究センターが高大連携事業として取り組む「スポーツ科学実習」が行われました。高校では体験できないスポーツ科学実験を通して、スポーツをより科学的に考察する能力を養うことを目的とする本実習は、今回で3度目の実施となり、咲くやこの花高等学校の総合学科スポーツ系列2年生17名が参加しました。
 「運動生理学分野」グループでは、運動時の生体反応をテーマに自転車エルゴメータを用いた最大酸素摂取量の測定を行いました。最大酸素摂取量とは、1分間あたりに身体が取り込むことができる酸素の最大量であり、全身持久力の科学的な指標です。最大酸素摂取量が高いほど、より強い運動をより長く続けることが出来ます。

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荻田 健スポ所長による講話

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最大酸素摂取量測定の様子

 また、「バイオメカニクス分野」グループでは、力・パワーと運動の関係についての講義を受けた後、垂直跳びにおける地面反力と脚伸展力・脚伸展パワーの測定を行いました。実習生たちはそれぞれの結果をもとに、脚伸展力・脚伸展パワーと跳躍高の関係、そして脚伸展力・脚伸展パワーと地面反力の最大値との関係について考察しました。

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力・パワーと運動の関係についての講義

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脚伸展力測定の様子