創立記念日を迎えて

明治38年ごろのボート祭

　1880年（明治13年）、大阪商法会議所（現大阪商工会議所）や株式取引所（現大阪証券取引所）の生みの親であり、「近代大阪経済の父」とも言われる五代友厚をはじめ、当時の大阪財界有力者16名が、本学の源流である「大阪商業講習所」を創設しました。ここから数えて本学は本日創立138周年を迎えました。
　また、1949年（昭和24年）に新制総合大学である「大阪市立大学」を創立（前身の大阪商科大学は1953年(昭和28年)に閉学）、同年6月に開学式が挙行され、以降6月1日を本学の創立記念日としております。

 　これまで都市とともに歩んできた建学の精神や、培ってきた伝統を継承するとともに、「都市大阪のシンクタンク」としての役割を果たし、社会の発展を牽引する知の拠点として邁進してまいります。
　進化を続ける本学に、今後とも関係の皆さまのご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2018年6月1日
　大阪市立大学長　荒川哲男

平成29年6月にヤシの木を伐採し、芝生広場と生まれ変わった本館地区