ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎は、一年を通して発生していますが、秋から冬にかけて流行します。ノロウイルスは、身近な環境中に存在し、誰もが感染の機会にさらされています。ノロウイルスに対するワクチンはなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られますので、予防対策を徹底しましょう。
| ウイルスの特徴 | ・非常に少量(数個から100個程度)でも感染する ・人間の体内でのみ増え、糞便の中に多量に排泄される ・感染力が強いが、不顕性感染者(症状がでない場合)もある |
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| 感染経路 | ・家庭や共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合 ・ノロウイルスに汚染された食品を、生や加熱不十分で食べた場合 ・食べものを介さずに、ウイルスが付着した便や吐物から人の手などを介して二次感染した場合 ・調理従事者の手が、ノロウイルスに汚染されていた場合 |
| 潜伏期間 | 個人差はあるが、1~2日 |
| 症状 | ・主症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度。 ・症状が1~2日続いた後、治癒し、後遺症もない。 ・感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もある |
ノロウイルスには、決定的な予防法・治療法はありませんが、衛生的な環境を保つことで、感染の機会を大幅に減らすことが出来ます。
厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」