
本学工学研究科主催による東北地方太平洋沖地震に関する報告会が、平成23年5月19日(木)13時30分から学術情報総合センターで開催されました。
本報告会では、東北地方太平洋沖地震の被害状況や現地調査結果を中心に報告が行われ、本学教職員及び学生を中心に約170名が参加しました。
開会の挨拶において、大嶋研究科長は、「現地調査を行われた先生方等から被災地の被害状況をご報告頂くことで、東北地方への支援に加えて、防災という観点からも課題を検討し、大阪市等の地方自治体と連携して研究を推進していくことが望まれます。また、学生の皆さんもボランティア活動に加えて、科学的観点からの対処を考えて頂きたい。最後に、本報告会を、東北地方太平洋沖地震で何が起こったのか、何が必要なのかの議論を深めていく第一歩としたい。」旨、述べられました。
第1部の基調報告では、主に津波被害に関する報告がありました。九州工業大学の幸左賢二教授から「津波による橋梁被害の状況等」について、本学工学研究科の重松孝昌教授からは、「東北地方太平洋沖地震の概要と津波浸水域の現地踏査等」について報告がありました。
第2部では、岩手県や宮城県の防潮堤や鉄道等の被害状況、震災時の廃棄物問題、福島県の建物被害状況、千葉県や茨城県南部の液状化被害の状況等について報告がありました。また、大阪市建設局と危機管理室の方からは、下水道の被害状況、大阪市防災計画や避難計画についてご報告頂きました。

閉会の挨拶において、司会を務めた山口隆司都市系専攻長は、「本報告会の内容を踏まえて、工学研究科において安全安心都市実現にむけた現状の問題点や課題等を整理し、本年10月頃に大阪市に向けて提言を行っていきたい。」旨、述べられました。
プログラムの内容は以下のとおりです。工学研究科のWebサイトに、写真、音声、発表資料
を掲載していますので、ご参照ください。
<プログラム>
司会 都市系専攻長 山口隆司 教授
開会挨拶(大嶋 寛 工学研究科長)
第1部 基調報告
第2部 各分野からの報告
閉会挨拶