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医学研究科の大谷直子教授(病態生理学)が日本癌学会「女性科学者賞」を受賞しました

 医学研究科 分子生体医学講座 病態生理学の大谷直子教授が、日本癌学会の「女性科学者賞」を受賞しました。

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日本癌学会理事長 宮園 浩平教授(東京大学医学部長)から
賞状を授与される大谷教授

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盾と賞状


 この賞は日本癌学会により、がん研究を志す女性研究者に目標を示すことを目的として、がん研究分野において優れた研究業績をあげた我が国の女性研究者に対しその功績を讃えるべく今年度新たに設けられたものです。独自の発想により日本国内で独立したがん研究を展開・継続し、がん化機序の解明、がんの診断・治療・予防方法開発を大きく進める重要な成果を挙げた女性研究者に対して授与されるもので、大谷教授は「細胞老化および細胞老化随伴分泌現象の分子機構とそのがん微小環境における役割」に関する研究が高く評価され、栄えある第一回の受賞者として選ばれました。

 大谷教授は、「このような名誉ある賞をいただけたことを大変嬉しく思っております。基礎分野での研究を続けていますが、その成果が臨床につながり、少しでも患者さまの治療のお役に立つよう、努力していく所存です。この4月に本学に赴任して参りましたが、本学は私の研究分野につながる症例データをたくさん有しています。関連分野の研究者と協力・連携しながら、この賞に恥じぬよう一層頑張って参ります。」とコメントしています。

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