一橋大学、神戸大学及び大阪市立大学は、平成22年2月1日に、三大学間の交流をより一層発展させ、三大学の教育、さらには学術上の連携・協力を推進していくことについて合意しました。

三大学は、長い歴史を有する「三大学学生研究討論会」「三商大体育大会」を中心とする交流を行ってきましたが、大学相互の組織的で総合的な取り組みという よりは、学生間・卒業生（同窓会）間の交流にとどまってきました。今回の教育 交流に関する協定の締結により、三大学間の交流をより一層発展させ、三大学の 教育、さらには学術上の連携・協力を推進します。 具体的な取り組み内容については、今後、三大学間で検討していきます。

三大学のこれまでの取り組み

三大学学生研究討論会

三商大といわれた大阪商科大学、神戸商業大学、東京商科大学の伝統を引き継いでいる大阪市立大学、神戸大学、一橋大学の文科系学部のゼミ対抗で毎年行われる討論会です。
昭和26年12月14・15日の両日に大阪市立大学で第1回の討論会が開催されました。商学・経営学、経済学、法学・政治学（社会学を含む）の三部門からなり、相互の知的精神を刺激し合うと同時に親睦を深める機会となっています。 　
平成21年度は、神戸大学にて12月に4日間開催し、のべ453名の学生が参加しました。

三大学体育大会

三大学（一橋大学・神戸大学・大阪市立大学）における体育系クラブによる対抗競技は明治40年代の初めより始まり、旧制高商時代、旧制商大時代を経て、 新制大学になってからも「三商大戦」、「三大学戦」として引き継がれ、昭和36年に正式に大会規定を定め、「三大学体育大会」となり、第1回大会を開催し、平成21年度は6月から12月にかけて第49回目となる大会を開催しました。