公立大学法人大阪市立大学
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大阪府立大学との包括連携協定

平成19年4月26日(木)、大阪市立大学と大阪府立大学は、大都市圏・大阪に 立地する公立の大学として、 より活発な相互交流を推進するため、このたび包括的な連携強化について合意に達し、両大学間で協議会を設置することになりました。

両大学の理念、特色を活かした連携活動を通じて、相互の教育・研究の一層の発展を目指し、地域貢献活動や国際学術交流などの諸活動をより強力に推進することにより、優れた人材の育成と地域社会の発展に寄与してまいります。

osakafu

大阪市立大学 金児曉嗣学長のコメント

公立大学は国立大学、私立大学と違った位置に置かれています。私学には国からの私学助成金があり、国立大学は政府が資金を出していますが、公立大学は、自治体が独立してやっていく立場にあります。
非常に厳しい競争の中で、公立大学が今後、教育・研究を活性化していくためには、公立大学間で互いが持っている資源を共有化していくことが大切になってきます。
市大と府大は、地理的に近く又両大学ともに研究大学であるということを自他ともに認めているところです。
優れた教育は、優れた研究から誕生してくるものであり、優れた研究を今回の連携によって、よりレベルアップしていくことができます。
今後は、協議会を設けて連携の中身を協議していきたいと考えています。

大阪府立大学 南努学長のコメント

両大学間で幅広い連携をしていこうということは、以前から金児学長との間では話し合ってきましたが、本日その話し合いが実を結びました。
大阪にある大規模な公立大学が、包括連携協定を結ぶことは画期的なことであり、優れた人材の育成、豊富な研究の推進について両大学間で組織的な連携を強めていき、両大学が持っている高いポテンシャルを相乗効果として生かせるように頑張っていきます。
大学改革のうねりの中で、両大学を「より良く、より強く」していくことが、この府大・市大包括連携協定の目指すところであり、本日はその第一歩です。