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くらしに役立つ「防災力」を身につけよう~避難訓練を盛り込んだユニークな防災講座を開催~

平成23年12月15日(木)、大阪市立大学文化交流センターは、梅田の大阪駅前第2ビル内の同センターで、12月特別講座「くらしに役立つ防災」を開催しました。東日本大震災時に同センターも大きく揺れたことから防災対策の必要性を感じ、今回初めての試みとして、避難訓練を取り入れた講座を企画しました。

避難訓練は、震度6弱の直下型地震により火災が発生した想定で行いました。地震発生のアナウンスを聞いた約60名の受講者は、姿勢を低くしてかばん等で頭を覆い安全を確保。文化交流センターのスタッフが被害状況を確認し、センターが位置する6階から3階の公開空地まで階段で避難者を誘導しました。点呼により全員の安全を確認した後、ビルを管理する大阪市街地開発株式会社の協力を得て初期消火訓練を実施し、受講者は消火器の使い方などを学びました。同社防災担当の森田氏からは、「避難訓練をあわせた講座というのは非常に珍しく、全員が真剣に取り組み有意義だった」とのご講評をいただきました。

第2部の講演では、防災の専門家でもある宮野道雄副学長・文化交流センター所長が講師を務めました。地震発生のメカニズムや、内陸型、海溝型といった異なるタイプの地震の特徴について解説したほか、「事前対策」「最中・直後対策」「事後対策」の3つの段階に分けて、地震災害への対策について説明しました。

質疑応答では、参加者から日頃の疑問について多数の質問がありました。「避難時に携帯すべき持ち物は」という質問に対して宮野副学長は、「小さな懐中電灯や、居場所を知らせるための笛などが役に立つ。また、携帯電話を照明代わりに利用して避難したというケースもあるので、臨機応変に身の回りの物を使って対処していくのが大切」とアドバイスしました。

*講座の様子は、12月16日付け産経新聞朝刊に掲載されました。

身の回りのもので安全を確保 慌てず、冷静に階段を避難
写真左:身の回りのもので安全を確保 写真右:慌てず、冷静に階段を避難

消火器の操作方法を学ぶ 質疑応答に答える宮野副学長
写真左:消火器の操作方法を学ぶ 写真右:講師の宮野副学長