公立大学法人大阪市立大学
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「市大中之島講座」挨拶

平成22年6月3日

平松市長、ありがとうございます。
おはようございます。大阪市立大学長の西澤でございます。

本日は、伝統ある大阪市の特別委員会室で本学の教員による講座が開催できますこと、それに伴い市民の方々を始めとして、市会議員の皆様や市職員の方々など、多くの方にご賛同とご来席いただきましたことを、また、本学の学生もこの場に参加させていただきましたことを学長として大変に光栄に存じております。

大阪市立大学は、本年、明治13年の大阪商業講習所設立から数えて、創立130周年になります。また、平成18年4月に法人化され、法人として自立すべく運営を進めてきております。

本学は、都市・大阪を背景に市民とともに歩んできたという歴史と建学の精神を理念とし、市民にとって誇りとなる大学でなければならないと考えており、「都市と市民に貢献する新たな大阪市立大学」の姿を示していきたいと考えております。

とくに、研究・教育においては、文系と理系の融合研究を目指した新たな「都市科学」の分野を発展させるべく、創造都市研究科、都市研究プラザの文系側からの活動にくわえ、理系サイドによる融合研究を推進すべく複合先端研究機構を新たに設立し、活動を開始いたしております。このような「都市科学」分野での研究・教育を介して、大阪市のシンクタンクとしての役割強化を図りたいと考えております。

従来から、大阪市と大阪市立大学が双方の経営課題や都市大阪への取り組みについて、市長をはじめとした大阪市・大阪市立大学パートナーシップ協議会での議論、検討を重ねてきておりました。このような話し合いの中から、今回の企画が提案され、本日を迎えることができました。とくに、本学にとり、今年は創立130周年を迎えることから、これを機に、より一層の大阪の文化・経済・産業面での貢献度を高めることが、大学としての役割と考えております。

本日は、大阪市立大学創立130周年記念事業「市大中之島講座」を、平松市長を始め市会議員の皆様、市職員の方々のお力をお借りして、このように開講できましたことを厚くお礼申しあげますとともに、今後とも宜しくご理解とご支援をいただけますようにお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。