公立大学法人大阪市立大学
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2012(平成24)年 年頭挨拶

年頭挨拶の様子

明けましておめでとうございます。
新年にあたり、ご挨拶申し上げます。

昨年、東日本大震災という大きな災害がわが国を襲いました。ここにあらためて、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表するとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。本学では、この未曽有の大災害にあたり、学生ボランティア派遣や災害・防災に関する講演会などできるかぎりの復興支援を行ってきました。また、今回の出来事を契機に「都市防災研究」に全学的に取り組んでおり、研究成果を通じて被災地の復興や防災・減災に向けて提言をしていきます。

さて、昨年12月に橋下市長が就任し、大阪都構想の議論の場として府市統合本部が設置されました。大阪市が大変革していく流れのなかで、大阪府立大学と本学との一体経営も検討課題となっており、本学ではそれを受け、先月12日に理事長を本部長とする「法人統合戦略本部」を設置しました。戦略本部では法人統合の課題の整理を図るだけでなく、大阪府立大学とともに発展する大学像について、全学一体となって検討を行っていきます。大阪府立大学とも適宜意見交換を行い、合同で法人統合等を進めるための検討機関を早々に立ち上げます。

両大学とも、社会が求める人材を育成し、都市大阪や関西の発展に貢献していきたい強い思いは同じです。法人統合により、それぞれの大学の伝統や個性を活かしながら、それぞれの強みをさらに強化していくことで、関西に公立大学の大きな知的拠点が誕生することになります。本学としても、これを機に、アジアをリードする都市研究の総合大学として、新たな姿を示していきたいと考えています。

また、今年は第2期の中期目標、中期計画の初年度に当たりますが、「大阪をはじめとする関西圏のシンクタンク、都市科学分野の教育研究」「専門性の高い社会人の育成」「国際力の強化」を3つの重点戦略として掲げており、それらを柱として中期計画を実施していきます。

また一方で、嬉しいニュースとしましては、昨年12月に米科学誌サイエンスが選んだ2011年10大業績の一つに、複合先端研究機構の神谷信夫教授らの光合成たんぱく質の構造解析に関する研究成果が挙げられました。大変な名誉で、誇りに思いますとともに、本学の「光合成を用いた次世代エネルギー研究」やそのプロジェクトが、さらに発展するよう大学としてもより一層支援していきたいと考えています。

この新しい年を充実した実りある年にするために、大きな決意をもって臨む所存です。最後になりましたが、皆様のご健勝とさらなるご活躍を祈念いたします。

大阪市立大学長 西澤良記