公立大学法人大阪市立大学
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【開催報告】市大・朝日ライフサイエンス塾 「運動×アンチエイジングを科学する」

 大阪市立大学と株式会社朝日カルチャーセンターは、地域を中心とした文化事業を推進するため、平成26年に協定を結び、主に生命科学をテーマとした市大・朝日ライフサイエンス塾を開催しています。本学の講師陣が朝日カルチャーセンターで疲労科学をはじめ、人が健康で活動できる生き方についてともに考え、分かりやすく解説します。昨年度は、12講座を開講し、375名の方が受講しました。

 平成29年2月26日の講師は、「運動×アンチエイジングを科学する」と題して、都市健康・スポーツ研究センターの横山久代准教授が講義を行いました。横山准教授は、糖尿病の専門医として日々の診療にあたる一方で、糖尿病の予防・治療手段として運動療法に関する臨終研究に携わり、健康的な日常生活に寄与する運動方法についての研究を進めています。
今回は、以下の4つのテーマを中心に講義を行いました。
①    代謝をUPして、生活習慣病から身を守ろう!
②    サルコぺニアって?
③    認知症は運動で予防できる?
④    三日坊主にならないために
 日本は、平均寿命84歳で世界1位となっていますが、平均寿命と健康寿命に差があります。生活習慣病、認知症をはじめ疾病の予防と健康増進、介護予防などによって、いかに健康で過ごすことのできる期間を長く保つか、その運動方法やトレーニングの効果を数値などの研究結果を示しながら、解説しました。
 「自重負荷で簡単にできる!レジスタンストレーニング」(筋力トレーニング)やスクワット、片脚立ち、そして運動をしながら、計算・しりとりなど他のことをすると認知機能がUPするなどの紹介があり、46名の参加者の方はメモをとりながら熱心に受講していました。

   
                          講座の様子            朝日カルチャーセンター中之島教室入口

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