公立大学法人大阪市立大学
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【開催報告】近鉄文化サロン共催講座「人形浄瑠璃(文楽)に見る大坂の陣-大河ドラマ『真田丸』にちなんで-」

 大阪市立大学では、阿倍野にある「and」を会場に、本学教員を講師として、近鉄文化サロンとの共催講座を行っています。サロン会員を対象として専門性の高い内容をわかりやすく講義し、教養を豊かにしていただくべく、2007年から開講を続けています。2015年度は「萬葉集に親しむ」や「じっくりと味読する源氏物語」など35講座を開講し、1,160人の方に受講していただきました。

 2017年1月28日には、「人形浄瑠璃(文楽)に見る大坂の陣-大河ドラマ『真田丸』にちなんで-」というテーマで、文学研究科の久堀裕朗准教授が講義を行いました。徳川家康が豊臣氏を攻め滅ぼした戦いである大坂の陣が、人形浄瑠璃でどのように描かれてきたかについて、大坂の陣を扱った最初の作品である「義経新高館(よしつねしんたかだち)」や、代表的な作品の「近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)」、「太平頭鍪飾(たいへいかぶとのかざり)(鎌倉三代記)」などを取り上げて紹介していきました。実際の人形浄瑠璃の映像を観ながら、同じ大坂の陣を扱っていても作品によって人物像や結末が異なることなど、人形浄瑠璃の魅力を伝える講座となりました。

 
       絵尽を紹介しながら解説             and4階 近鉄文化サロン入口
 (※絵尽:浄瑠璃の絵本形式の劇場パンフレット) 


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