副専攻プログラム
広く、深く、自発的な学修をすすめたい学生のために
大阪市立大学では、各学部・学科で行われている専門的な教育プログラムである主専攻の他に、「副専攻」プログラムが開かれています。「副専攻」は、各学部・ 学科の主専攻で学んだ専門的な知識やスキルを広く活用しつつ、より幅広い教養を身に付けていくことを希望する学生のための教育プログラムです。大阪市立大学に在籍するすべての学生が、学部の垣根を越えた形で学修できることが大きな特徴です。
グローバル・コミュニケーション(GC)副専攻
GC: Global Communication
グローバル・コミュニケーション副専攻は、入学した学部・学科で主専攻をしっかり学びつつ、もっと英語で(外国語で)学べるようになりたいと考えている、意欲ある中~上級者のためのプログラムです。
GC副専攻では、入学後できるだけ早いうちに海外研修(必須)に出向いていただきます。
GC副専攻に正式登録した人だけが参加できる特別な研修「GC_Int」は、カナダ・ビクトリア大学で開講されているGC副専攻専用の海外研修で、特におすすめです。
「GC_Int」に参加し、真剣に学修すると、英語のスキルをバランスよく伸ばすことができます。特に、一般的な日本人が苦手としている流暢さ・発音を大きく伸ばすことができるのが特徴です。
コミュニティ再生(CR)副専攻
CR: Community Regeneration
コミュニティ再生副専攻は、都市や地域社会の多様化・複合化した課題に向き合い、その解決の方策や理論を、教員と学生がともに学び合いながら、編み出してゆくプログラムで、地域社会のデザインやコーディネートに積極的に関わってゆく人材の育成を目指しています。
CR副専攻の授業「地域実践演習」では、フィールドワークを中心に据え、地域の課題に対して正面から取り組む姿勢や方法を、地域に飛び込んで学びます。「アゴラセミナー」では、5分野(地域活性、地域・文化資源、地理・空 間、環境・防災、地域福利)を背景にした現場に赴き、実践家の多彩で卓越した活動に間近で接しながら、交流や意見交換を重ねて問題や課題を明確化していきます。
このように、すごい人、すごい現場に出会うことを出発点に、現場との接し方、アウトカムの出し方、社会への伝え方を身に付けていきます。そして5分野を中心とする多様な地域課題や学ぶべき先進事例を深く共有し、企画力、提案力や実行力を持つ人材として羽ばたいてゆくことを目指しています。
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人権(HR)副専攻
HR: Human Rights
人権副専攻(HR副専攻)は、人権(Human Rights)をキーワードに、 国際人権基準について深く学び、多様な人々と互いを尊重しながら 協力・協働できるリーダーの育成を目指す教育プログラムです。 講義と参加型ワークショップを組み合わせ、「気づき」と「知識」の両面から理解を深め、 人権に対する現代社会のバックラッシュや新しいレイシズム等の現象を取り上げ議論していきます。