障がいのある学生への支援
障がい学生支援室について
障がい学生支援室では、障がいのある学生の所属する学部・研究科の教職員等と支援について検討し、必要次応じて学部・研究科、保健管理センター等と連携を図りながら、次の支援を行っています。
障がい学生支援室の役割について
- 障がいのある学生からの相談業務
- 障がいのある学生の支援に関わる情報収集
- 学内の連絡調整
- 研修会の開催
- その他障がい学生支援に関すること
修学支援の流れ
1. 相談(随時受付)
支援を必要とされる方は、所属する学部・研究科教務担当または障がい学生支援室までお問い合わせいただくか、電話(06-6605-3650)、お問合せフォームを通じて支援相談にお申込みください。
【相談の際に持参をお願いしたい資料】
・ 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳
・ 医療機関の診断書、カウンセラーなど専門家の所見
・ 高等学校からの引き継ぎ書(高校までに受けた支援等を説明する文書など) (任意)
2. 面談
障がいのある学生、所属する学部・研究科教務担当、障がい学生支援室、その他関係者で面談を行ったうえで、支援の内容・方法を決定します。
3. 支援
障がいのある学生の個々の状況に応じた支援を開始します。
修学支援の内容について
- 教員への配慮事項の伝達:障がいのある学生の授業を担当する教員に対し、障がいのある学生が授業時に必要とする配慮事項を伝え協力を求めます。
- ノートテイカーの配置:聴覚障がいのある学生のために、授業内容や周りの様子を聞き取り要約して筆記するノートテイカーを配置します。
- 実験系科目の履修におけるサポート:肢体不自由のある学生などが実験系科目を履修する際、実験を補助するために専門知識をもつ専属のティーチングアシスタントを配置します。また、必要に応じて専門的な知識をもつ教員を専属で配置・サポートします。
- 教室配慮:教室移動が困難な場合は教室の設備やスペースなどで問題がある場合、教室を変更や必要な処置を行えるよう可能な調整します。
- その他:肢体不自由にかかわるサポート(駐車スペースの確保、車椅子が稼働可能な場所での座席指定等)、発達障がいにかかわるサポート(コミュニケーションに関する相談等)
障がい学生の特別相談
大阪市立大学の学生、その保護者及び大阪市立大学の教職員を対象にした臨床心理士による『障がい学生の特別相談』を無料で実施しています。
支援を受けることや相談することについて、難しく考える必要はありません。よりよい学生生活をおくるための第一歩を踏み出してみませんか。これからのことを一緒に考えていきましょう。
臨床心理士 | 羽下(はげ)飛鳥 先生(大学院生活科学研究科 総合福祉・心理臨床科学講座 特任助教) 二宮 幸大先生(芦屋さくらメンタルクリニックカウンセラー) | ![]() |
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対 象 | 大阪市立大学の学生、その保護者及び大阪市立大学の教職員 | |
相 談 日 | 毎月第1・4火曜日 担当:二宮 毎月第2木曜日 担当:羽下 |
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相 談 時 間 | ①12:35〜13:10 ②13:20〜14:00 ③14:20〜15:00 (各40分程度) | |
予約(本学学生/教職員) | 全学ポータルサイト(教職員学生専用サイト)の「申込フォーム」から予約してください。 |
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予約(本学学生の保護者) | お問合せフォーム又はお電話(06-6605-3650)より予約をしてください(相談を希望する日、時間、相談したい内容等)。 | |
当日予約について(New!) | 原則予約制となっておりますが、毎月第1・4火曜日に限り空きがあれば当日受付可能、お電話(06-6605-3650)にて受付しています‼ |
毎週金曜日は「オープンルーム」へ
場 所: 障がい学生支援室(学生サポートセンター1階)
オープン日: 毎週金曜日 12:00~17:00
授業の合間の休憩やランチ場所、学生同士のお喋りの場として、オープンルームを開設しています。カウンセラーが在室していますので、ちょっとした相談も可能です。
・予約不要
・出入りは自由
・1日何度でも利用OK
・飲食の持ち込みOK
いつでも気軽にお越しください‼
学生サポートスタッフについて
本学学生を対象に障がいのある学生への支援に関心のある方を募集、学生サポートスタッフとして活動をお願いしています。また、学生サポートスタッフを対象にした研修や障がい学生との交流会も実施しています。
【協力をお願いしている活動内容(一例)】
・ 聴覚障がいのある学生に対するノートテイク
・ 実験補助、学習補助などの支援
詳しくは、全学ポータルサイト(教職員学生専用サイト)「障がい学生支援室」をご確認ください。
障がいのある学生への支援(基本方針)について
本学では、障がいのある学生が学生生活をおくる際に適切な支援が受けられるよう、平成23年10月に『障がい学生支援室(Disability Support Office)』を設置、障がいのある学生への支援を行う窓口として修学支援等を取り組みます。
障がい学生支援に関する基本方針について
- 学生の個別の意志・選択を常に尊重する
- 学生本人を交えて十分に話し合い、支援のあり方を考える
- 全学の関係者が協力して支援に取り組む
- すべての学生に等しく修学の機会を保障する
- 個人情報の保護を徹底する
- 支援情報を学内外に向けて公開・発信する
- 共に育ち共に学ぶ環境づくりを推進する