プログラムの内容
大学院共通教育科目
イノベーティブな研究成果で社会を牽引するための強い意欲を持ち、国際的な幅広い視野や実社会のニーズを踏まえた発想によって研究を推進できる人材の育成を支援することを目的に、ポストドクター、後期・前期博士課程大学院生を対象として大学院共通教育科目を開講します。
グローバル経営特論 ―あなたの志は何ですか―
受講者それぞれが将来、研究開発を通じてどのように社会に貢献していくかを考えることを目標とする。そのため、実務経験豊かな講師陣が自らの経験を土台として、経営の理論と実践について多角的かつ具体的に語る。特に、「志」の大切さに気付き、身を立て、人の役に立つことが生きる喜びにつながることを伝える。
学問・大学と社会 ―大学院キャリア形成論
これからの社会における①研究者・②高度専門職業人・③大学教員・④知識基盤社会を支える多様な人材等に共通して求められる、(1)自分の専門分野の位置づけ(意義や倫理的側面等)に関する相対的認識の形成や、(2)異分野間や研究者以外の人間とのコミュニケーションや協働を行う力の育成、(3)プロジェクトマネジメントの経験や自らの研究を活かした職業人としての経験等の獲得や将来の大学教員としてのプレFD(Faculty Development)等、今後の自らのキャリア形成に資する認識の形成・能力の育成・経験の獲得等を行い、それら全体からの学びや気づきも踏まえて、自らのキャリア形成の考察を行う。
大学院キャリアデザイン実習
自分自身の研究能力、基礎知識、人柄などの保有する潜在能力を含む能力を棚卸し、自己の強みおよび努力を要するポイントを認識することにより、社会人として自己を最大限に活かす進路を明らかにして実践する。
企業との交流会
博士人材が自分自身の研究能力と個人の魅力を自己アピールする人材マッチング交流会を公立三大学共催で実施します。研究の社会的価値を専門分野外の方にも理解できるようになるべく専門用語を使わずに発表します。
長期インターンシップ
大学院共通教育科目「大学院キャリアデザイン実習」の中で実施します。
研修先は希望に合わせてプロジェクトコーディネーターが候補先を探索、交渉します。
インターンシップの実施時期および期間は、研究の推進になるべく支障が無いように配慮します。インターンシップの勤務日も柔軟に対応します。
調整がまとまったら1~3か月程度の長期インターンシップを実施します。
長期インターンシップの実施にあたってはインターンシップ保険(学研災付帯賠償責任保険、学生賠償責任保険など)への加入を要件とします。