平成29年度の防火防災総合訓練を実施しました
本キャンパスでは、毎年6月に防火防災総合訓練を実施しています。 もしも、大きな地震や火事に見舞われたときに、キャンパス内にいる学生さんや市民の皆さんを安全に避難誘導し、被害を最小限に抑えるため訓練に取り組んでいます。
今年の訓練は5月31日(水)に実施。キャンパス内にいる全ての教職員および学生・市民などが参加しての訓練を実施しました。 地震発生の全館放送を合図に、教職員で組織する各地区の自衛消防隊が一斉に活動を開始し、学生・市民の避難誘導や初期消火の訓練、負傷者の搬送や応急処置などの訓練が行われました。
また、この防火防災総合訓練に先立って、教職員一人ひとりの災害時への対応力を高めるため、幾つかの個別訓練も実施しました。
【消火訓練】 消火訓練では、消火器や消火栓を使用した消火訓練を実施。消火栓の訓練では、実際に消火栓のホースから放水を行い、その操作方法などについて学びました。
【救護訓練】 救護訓練では負傷者の搬送や応急措置、AED操作などについての訓練を行いました。今回は特に、身近にある物を使用した応急処置方法について学び、スーパーのレジ袋やストッキング、傘、ダンボールなどを利用して応急処置を行う訓練に取り組みました。
【通報訓練】 通報訓練は、災害発生時の情報伝達に特化した訓練です。災害が発生した想定で、安否確認システムからの情報発信、トランシーバによる情報伝達、書類での被害状況の報告を行い、本部においてそれらの情報を整理する訓練を行いました。
【防災展示】 訓練の時期に合わせて、学術情報総合センター1階にて防災展示を開催。マンホールトイレや防災かまど、避難所のレイアウト例等大阪市立大学にある備蓄品の実物を展示しました。それに合わせ、地震に遭遇したときの対処方法、応急処置方法、搬送方法などの説明パネルも合わせて展示しました。