平成28年度の防火防災訓練を実施しました
杉本キャンパスでは、毎年6月に防火防災総合訓練を実施しています。
もしも、大きな地震や火事に見舞われたときに、キャンパス内にいる学生さんや市民の皆さんを安全に避難誘導し、被害を最小限に抑えるため訓練に取り組んでいます。
今年の訓練は6月7日(火)に実施。生憎の雨の中でしたが、キャンパス内にいる全ての教職員および学生・市民などが参加しての訓練を実施しました。
地震発生の全館放送を合図に、教職員で組織する各地区の自衛消防隊が一斉に活動を開始し、学生・市民の避難誘導や初期消火の訓練、負傷者の搬送や応急処置などの訓練が行われました。
また、この防火防災総合訓練に先立って、教職員一人ひとりの災害時への対応力を高めるため、幾つかの個別訓練も実施しました。
【消火訓練】
消火訓練では、消火器や消火栓を使用した消火訓練を実施。消火栓の訓練では、実際に消火栓のホースから放水を行い、その操作方法などについて学びました。
【救護訓練】
救護訓練では負傷者の搬送や応急措置、AED操作などについての訓練を行いました。今回は特に、身近にある物を使用した応急処置方法について学び、スーパーのレジ袋やストッキング、傘、ダンボールなどを利用して応急処置を行う訓練に取り組みました。
【通報訓練】
通報訓練は、災害発生時の情報伝達に特化した訓練です。災害が発生した想定で、安否確認システムからの情報発信、トランシーバによる情報伝達、書類での被害状況の報告を行い、本部においてそれらの情報を整理する訓練を行いました。
【防災パネル展】
訓練の時期に合わせて、学術情報総合センター1階にて防災パネル展を開催。大阪地域で想定される地震についての説明や、地震に遭遇したときの対処方法、本学の防災への取り組みなどについて紹介しました。また、パネル展会場では、熊本県での地震被害に対する募金活動も行われました。