交換留学レポート9月号(ドイツ ハンブルク大学)
文学部3回生 野井友理子
紅葉
ハンブルク市庁舎
アルスター湖
Fischmarkt
8月のハンブルクは7月後半に続いてあまり天気も良くなく、肌寒い日が続きました。6月は夜の10時頃だった日没も今では8時頃になり、だんだんと秋が近づいているのを感じます。秋といえば、ハンブルクでは早くも少しずつ紅葉が見られるようになってきました。ハンブルク大学のすぐ傍にある公園でも所々紅葉が見られ、先日通った時は野生のリスが木から落ちたドングリをかじっている光景に出会いました。
さて、そんなハンブルクの街を今回は写真とともに少しご紹介しようと思います。
まずはハンブルク市庁舎です。緑色の屋根で非常に大きく立派な市庁舎はまさにハンブルクの顔と呼ぶのにふさわしい建物です。建物内の装飾も豪華で市庁舎内の見学ツアーは観光客に人気があります。市庁舎前の広場では色々な催し物が行われることも多いので、市庁舎前はいつも人で賑わっています。 市庁舎から歩いて5分もかからないうちに見えてくるのは、アルスター湖です。アルスター湖にはいつも観光客向けの遊覧船やボートが走っており、晴れた日に市庁舎や周辺の景色を眺めながら散歩をするのもとても気持ちが良いです。アルスター湖は橋を挟んで大小二つに分けることができ、それぞれ内アルスター湖・外アルスター湖と呼ばれることもあります。橋の上からは、夜になるとライトアップされた市庁舎が見え、とてもきれいです。湖全体を1周するのは結構な距離があるのですが、休日などには湖の周りをジョギングしている人も多く見かけます。
さて、次はアルスター湖から少し電車に乗ってみましょう。10分ほどで見えてくるのがエルベ川と港です。港にはコンテナを積んだ貨物船や大型客船、遊覧船などが停泊しており、市庁舎のある辺りとはまた少し違った雰囲気です。毎週日曜日の朝には魚市場(Fischmarkt)が行われ、買い物をする人や観光客でとても賑わいます。この市場では名前の通り、新鮮な魚ももちろん売られていますが、野菜や果物、花など実に様々なものが売られています。道の両側に並んだお店を覗きながら歩いていると、店に客を呼び込む威勢の良い声があちこちから聞こえてきて、ただ歩いているだけでも楽しい市場です。
他にもまだまだハンブルクの見どころはたくさんあるのですが、今回はこの辺で。みなさんもこんなハンブルクの街に留学してみてはいかがですか?