2012年度交換留学レポート1月号(ドイツ ハンブルク大学)
商学部3回生 森本摩耶
Frohes neues Jahr! 明けましておめでとうございます。
2013年は新年をイタリア・ローマで迎えました。ヨーロッパでは年越しの瞬間、みんなで一斉に花火を打ち上げるのが一般的で、ローマでも大晦日の夜は多くの人々が外へ出て賑わっていました。
私は元旦の早朝にフィレンツェへ移動しなければならなかったため、年越しの瞬間はホテルに居たのですが、ホテルからもたくさんの花火が打ち上がる音や、人々の歓声などが聞こえてきました。向かいの建物には窓から花火を投げている人も居て驚きましたが(笑)、日本の静かな年末とは全く違った雰囲気を味わうことができ、面白かったです。
そして、ハンブルグには1月6日に帰ってきて、7日からは通常授業が始まりました。
久しぶりに会ったタンデムパートナー達に、「年末年始はどうだった?」と聞いてみると、みんな恋人や友達と一緒に花火をしたり、お酒を飲んで朝まで騒ぎ、元旦は1日中寝ていた、と言っていました。そもそもドイツには日本の「正月」のような期間は無く、大晦日に一晩中騒ぎ、元旦は休息、2日からは仕事始め、というのが一般的だそうです。
ハンブルグでも大晦日にはアルスター湖でたくさんの花火が打ち上げられ、とても綺麗だったようです。いつか私もドイツの年越しも体験してみたいです。
ちなみに今回の旅行で、私は格安航空を利用しました。日本と比べてヨーロッパにはeasyjetやryanairなどのLCC(Low Cost Career)が充実していて、短時間で安く移動できるのでオススメです。今回私が利用したイタリア行きの航空券は、往復で1万5千円ほどでした。しかしこれは年末のシーズン価格なので、時期によればもっと安く購入することも可能です。また、オランダ、ベルギー、ポーランド、スイスなどの隣接国なら電車での移動もできます。電車の場合、飛行機よりは時間はかかりますが、荷物制限が無く、比較的直前の予約でも安く買えるので、時間に余裕がある場合はオススメします。車窓から見えるヨーロッパの街並みや田舎の景色は本当に綺麗で、長距離移動でも飽きずに楽しめます。また、ドイツ国内であればBahnCardというカードを購入すれば更に安く移動することができます。このカードにはBahnCard25とBahnCard50の2種類があり、それぞれ通常料金の25%、50%引きの価格で利用できます。これらの移動手段を使って、私は長期休暇だけでなく週末なども利用して何度も国内外を旅行しました。多くの国が密集するヨーロッパでは、この旅行も留学の醍醐味です。
私の留学生活も残り約2ヶ月となりました。ハンブルグ大学の冬学期は2月初めまでなので、大学での授業も残りわずかです。始めはついていくのに精一杯だった授業も、だんだん慣れ、様々な国の留学生と関わって一緒にグループワークをしたり、お互いの国の違いについて話したり、と素敵な出会いがたくさんありました。また、タンデムを通じてたくさんのドイツ人学生とも出会い、大学外でも一緒に料理を作ったり遊びに行ったり、と色々な経験をしました。本当に貴重な経験ばかりです。ハンブルグでの生活は残りわずかですが、最後まで彼らと一緒に楽しみたいと思います。