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教育・学生生活

語学研修レポート(中国 中日友好大学生訪中団)

2018年度日本大学生友好訪中団に参加して

  

 2018夏の終わりに貴重な経験をすることができた。中国への訪問が決まり、出発日の数日前から荷造りが完成していた。必需品はもちろん、使用確率が低いけど持っていたら便利なものを詰め、私の荷物が重量オーバーにならないか心配だった。関西分団としての抱負を考えて出発するのが理想だっただろうが、私は旅行気分で関西空港に行った。大阪市立大学代表の学生と合流し、さっそく他大学との交流を図っていた。

夜の便で、現地到着は深夜だった。翌日から北京外国大学見学、頤和園とで勉強と観光をさせていただいた。二日目は中国国際放送局見学、首都博物館、京劇鑑賞。三日目は本企画のメインイベント、北京大学で行われた日中大学生千人交流大会。四日目は万里の長城見学、天壇見学。五日目は京城百工房見学、日本帰国。イベントや観光以外にも、毎回の食事も一つの楽しみだった。火鍋や北京ダックしゃぶしゃぶなどの絶品料理を堪能できた。五日間、充実していなかった日はなかった。

そんな濃く、短い五日間の率直な感想は一言で言うと、参加者全員が「楽しかった」と口をそろえて言うであろう。個人でも旅行会社経由でもこんな体験はできなかったと私は思っている。まずは上等な旅行費の金額が必要なうえ、日本全国からの大学生が参加しなければならない。時々見ることができたチケットや看板、メニューなどに記載の入場料や必要料金は私個人では絶対に払えなかった総金額である。そして他大学生との交流の機会、人脈を広げるチャンスを与えてもらった。

本企画の主催者、中国大使館は莫大な金額と労力を担ってまで日本と中国の友好関係に期待を寄せているわけだが、私は正直その期待に応えることができるか不安である。中国の文化を堪能でき、少なからず理解できたのは間違いない。しかし中国の学生との交流が少なかったことが残念だった。メインイベントの交流会も結局主催者の目的に沿った行動を私自身がとれたかあいまいだった。

だが帰国後、大阪のところどころで見かける中国人観光客に対して、何かの手助けをする責任感が培えた。そして両国の友好に私が何をできるかわからないが、貴重な経験をさせてもらった身として、考える機会が増えた。

冨田樹