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教育・学生生活

語学研修レポート(ドイツ ハンブルク大学サマースクール)

8月3日から8月31日までハンブルク大学のサマースクールに参加しました。この体験記を読んで参加したいと思う人が増えてくれると嬉しいです。

ハンブルクについて
ハンブルクは北ドイツにあるドイツ第二の都市です。港町として発展しました。治安もよく住みやすいと思いました。多様な人種が混在していて、観光客としてジロジロみられることもなく過ごしやすかったです。重いスーツケースを運んでいたら手伝ってくれたり、ベビーカーの人を助けていたり、優しい街でした。

授業について
平日は毎日授業がありました。午前中はドイツ人の先生による文法の授業を受けます。先生はわかりやすく説明してくれるので、ついていけないということはなかったです。午後に日本人先生の補講1時間と、ハンブルク大学の学生と一緒に宿題をしたりするチュートリウムの時間が2時間ありました。補講では、午前の授業で分からなかったことを質問できます。そのほかにも、寮での困りごとや便利なドイツ語フレーズなど何でも聞けました。文化や政治の話や実際に住んでみて感じることのお話も聞けて興味深かったです。チュートリウムでは参加学生二人につきハンブルク大学の学生一人がチューターとして付きます。一週間おきにペアもチューターも変わります。私はずっと日本人とペアでしたが、韓国人や台湾人になる可能性もあるので、英語の練習にもなると思います。9時から16時までだったのでしんどい日もありましたが、とても楽しかったです。

 

 

放課後と休日
16時まで授業がありますが、21時ごろまで明るいのでまっすぐ帰るともったいない気がします。買い物したり美術館に行ったりしました。ずっと見たかった念願のアラジンをドイツ語吹き替えで見ましたが、やはり全然聞き取れなくて頑張らなきゃなと思ったことを覚えています。土日はベルリンやリューベック、ツェレ、リューネブルクなど近くの町へ行きました。市大みんなで行ったブレーメンがとても楽しかったです。そのほか、サマースクール主催でオルガンコンサートや強制収容所に安く行けるプログラムがあったので参加しました。ハンブルクとは異なる雰囲気を感じることができました。

 

 

 

 

 

 

 

食事
食事はすべておいしいです。ソーセージ、ケバブ、シュニッツェルなどハイカロリーで量が多いですが、一か月経つと完食できるようになりました。野菜がないので、スーパーで野菜を買って食べるようにしていました。ビールも日本より飲みやすいです。私はあまり飲んでいませんが、昼からお店で飲んでいるドイツ人がたくさんいて、日本にはない自由な雰囲気を感じました。

 





参加してみて
一か月では語学力の伸びはそこまで実感できませんが、日本を離れてドイツに住んでみて分かったことはたくさんあります。視野は広がったように感じますし、何でも行動してみようと考えるようになりました。本当に参加してよかったです。

商学部三回生 
岸本紗知