公立大学法人大阪市立大学
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語学研修レポート(韓国 済州大学)

今回のプログラムで2週間どのような事をしたかまとめたいと思います。

まず1日目についてですが、済州空港には出口が1つしか無かったので、すぐにピックアップの学生と先生を見つけることができました。先生が日本語を喋れるうえにとても優しい方だったのでほっとしました。空港からタクシーで30分ほどで大学に着きました。

そして寮に荷物を置いた後、学校を案内してもらいました。その後食堂でみんなで晩御飯を食べて、自己紹介をして、プログラムに参加している他の学生と仲良くなれました。

 2日目から授業が始まって、最初に韓国語で面接のようなものを受けてレベル別にクラスが2つに分かれました。私は基礎クラスで、ハングルの読み方から始めました。授業の内容はそれほど難しくありませんが、先生は韓国語しか話さなかったのでとても勉強になりました。それに中国人学生に中国語を教えてもらったり、日本語を教え合ったりもしました。中国人学生とのコミュニケーションは英語で行ったので英語の良い練習にもなりました。

  プログラム最初の週末には1泊2日のキャンプもありました。1日目は天然記念物である榧子(カヤ)の木の林に行って散策路を歩きました。1日目の夜に宿泊所でチームに分かれてビンゴ大会をしたり、チームのみんなで話をしたりしました。日本人学生はもちろん、トウミといって日本語を話すことができ、私たちの世話をしてくれる現地の学生達とも色々な話をしてとても楽しかったです。


キャンプ2日目には山に登りました。ユネスコの世界自然遺産に認定された城山日出峰は景色がとても良く頂上の景色は別格で達成感がありました。すぐ目の前に海があって、海に降りていける道を降りて景色を楽しみました。その後洞窟に行きました。洞窟の中は夏でも寒いくらいでした。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 






また海に行って海女体験もしました。済州島には火山があるためか、砂浜はなくその海には溶岩しかありませんでした。海に潜ることすらとても難しく、自分自身では貝を見つけることすらできませんでした。しかし海女の方にどこにあるか教えてもらってやっと1つ取れました。海から上がった後はとったサザエをみんなで食べて、学校に帰りました。

 














このようなイベント以外にも午後の授業では毎回どこかしらに出かけて済州島の文化を学びました。五日市場という5日ごとに開かれる市場にいって韓国料理を食べたり、美術館にいって館長の説明を聞いたり、平和記念公園では済州の悲しい歴史についても学びました。

  美術館や記念公園では全て韓国語での説明だったので難しい部分も沢山ありましたが先生が日本語で説明してくれたり、韓国語が上手な日本人学生に説明してもらったりして全てのイベントを楽しむことができました。行き帰りの車ではみんなで韓国語で会話をしたりして徐々に韓国語で話すことに慣れていきました。

 自由時間も多く、自分達でご飯を食べに行ったり買い物をしたりすることもできました。私は寮で中国人と同部屋だったので、英語でコミュニケーションを取って、英語のスピーキングの練習にもなりました。中には韓国語も中国語も堪能な学生もいて、とても良い刺激を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

授業が全て終わった日に修了式があり、その後ビュッフェに連れて行ってもらいました。そこではトウミの学生とも話をして楽しくご飯を食べました。最終日ということで街に出て全員でプリクラを撮って更に仲を深めました。

 日本人学生とももちろんとても仲良くなって、次にまた会おうと約束して別れました。2週間でしたが衣食住を共にしたのでとても仲良くなれました。韓国、済州島の文化だけでなく、中国や日本の他の地域の文化を知ることができて、心の底から参加して良かったと思いました。

以上でレポートを終わります。

 

商学部
2回生