平成22年10月31日（日）大阪市立大学と大阪府立大学は読売新聞大阪本社とともに、「第7回高校化学グランドコンテスト」の最終選考会を開催します。このコンテストは、大阪市立大の中沢浩教授（大学院理学研究科）が「若者の理科離れに一石を投じたい」という企画から生まれたコンテストであり、高校生の化学に対する興味・関心を高め、さらに発表を通じてのプレゼン能力の向上、成果の一般普及などを目的としています。
第1回から第6回までを大阪市立大学で実施、第7回の今回は大阪府立大学で開催します。

本コンテストは“化学の甲子園”と呼べるもので一次審査通過グループは最終選考会で口頭発表を行い、それをもとに各賞が決定・授与されます。 先般、北海道大学名誉教授の鈴木　章先生と米パデユー大学特別教授の根岸　英一先生のお二人の日本人がノーベル化学賞を受賞され、今、化学への関心が高まっています。 若者の理科離れがとりざたされる昨今ですが、お二人のお話にも「資源のない日本は理科系の発展が重要」、「ノーベル賞を夢みていなかったといえばうそになる、とても幸せ」など若者へのメッセージも見られます。

多くの皆さまの来場をお待ちしております。

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