理学部附属植物園で「特別展示『緑の桜のルーツをさぐる』」を開催(3月29日~4月29日)
大阪市立大学理学部附属植物園の桜山には約50品種、200本の桜が植栽されています。この桜山の造成には、水上勉の小説「櫻守」の主人公のモデルとしても知られる笹部新太郎氏が深く関わっていました。氏は穂木の導入や接ぎ木苗の育成、種子の入手など自ら手がけられました。氏が植物園にもたらした品種の中にシンニシキ(新錦)がありました。緑の花をつけるシンニシキは文献上の記載も少なく、シンニシキという品種名で保存されている個体は当園の個体のみと考えられます。この緑のサクラの特徴や出現の経緯を明らかにしようと、植物園の大学院生・尾山恵利子さんが行って来た修論研究の成果を特別展示として紹介します。
※「枝垂桜(桜山)の夜間ライトアップ」を同時に開催しています。
項目 | 詳細 |
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開催日 | 2013年03月29日(金) - 2013年04月29日(月) 17:00 - 20:30 |
開催場所 | 大阪市立大学理学部附属植物園 展示・実習室
大阪府交野市私市2000番地 京阪電車交野線「私市」駅下車徒歩約6分 大阪市立大学理学部附属植物園ホームページ |
参加費・受講料 | 一般350円、中学生以下無料(団体は30名以上でひとり280円) 大阪市民で満65歳以上の方は無料(住所・年齢の判るものを提示)、障害者手帳をお持ちの方(本人と介添の方1名)は無料 |