第56回オープン・ラボラトリー「人工水系の活用」を開催
本学と大阪産業創造館が共催で、第56回「オープン・ラボラトリー」『都市に眠る未利用熱の発掘と活用』その2「人工水系の活用」を開催します。
第56回では、都市内に賦存する未利用熱として、既存の都市内インフラである人工水系の活用について紹介します。既存の人工水系として下水、上水を取り上げます。下水、上水共に都市内に配管のネットワークが構築されており、熱需要建物に接続され、建物近傍に管路が敷設されています。
下水は夏期の昼間を除き、気温より高く、給湯や暖房用の熱源として外気より優れています。従来の下水処理水の熱利用では、熱需要地が離れていることが多く、処理場内での利用に限られていましたが、新たに下水管路において熱利用することにより建物の近傍で下水熱を利用することが可能となりました。上水も管路ネットワークが都市内に整備されており、これを活用することも都市の低炭素化にとって有望です。上水幹線を都市内排熱により、衛生上の問題が無い温度に加熱する構想についてお話しします。
項目 | 詳細 |
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開催日 | 2013年10月25日(金) 13:30 - 17:00 |
開催場所 | 大阪産業創造館 6階 会議室A・B
(大阪市中央区本町1-4-5 地下鉄「堺筋本町」下車5分) |
内容・プログラム | 詳細、申込方法はこちらをご覧ください。 |
参加費・受講料 | 無料(交流懇談会は2000円) |
定員 | 90名(満席になり次第、締め切ります) |
主催者 | 大阪市立大学大学院工学研究科、大阪市立大学新産業創生研究センター、大阪産業創造館 |