大阪市では、近現代の建築が持つ豊かな物語性を大阪の新しい魅力として創造・発信する取組みとして「生きた建築ミュージアム事業」を実施しています。
　その中心的なイベントとして、今年は10月31日(土)、11月1日(日)に「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2015」（イケフェス大阪）が開催されます。このイベントの一環として、本学の創立135周年にあわせ、平成27年10月30日(金)に国の登録文化財に登録されている貴重な近代建築などを巡るキャンパス建築ツアーを催します。
　本学の前身の一つは、日本初の市立大学として開学した大阪商科大学です。御堂筋線や大阪城天守などと並ぶ、大大阪時代の一大事業でした。前例の無い構想を反映するかのように、校舎群も戦前の大学としては異例のモダンなデザインになっています。
　その建築の見どころを、現役の教室や1号館、2号館、旧図書館など、普段公開されていない箇所も含め、特別にご案内する機会です。何度も通った方も、初めての方も、どうぞ本学の建築の魅力に触れてください。

　　
　　　　　　　　　　　　１号館　　　　　　　　　　　　　　　  旧図書館（現・学生サポートセンター）