植物園市民講座シリーズ 第7回「植物園から始める自然エネルギー」
理学部附属植物園は、平成29年3月15日(水)に、植物園市民講座シリーズ:植物と私たちの生活 第7回「植物園から始める自然エネルギー」を開催します。
森林は、地球温暖化の主要な原因である大気中のCO₂(二酸化炭素)を吸収し、濃度を下げる大切な役割を果たしています。森のCO₂固定能力を維持するには間伐が欠かせませんが、人が森を利用しすぎれば、そこに暮らす生き物たちのすみかや餌を奪うことになります。
当植物園は、日本の各地に成立する森を実物展示するために人為的に造成された森の植物園です。この冬、当園では森から頂く恵みで温室を暖める取り組みを始めました。人と多様な生き物たちがどのように森をシェアすることが望ましいのか、すなわち持続可能な社会のあり方について考えることを目的としています。
今回の講義では、当園で実施した環境問題研究プロジェクト「都市と森の共生をめざして」の成果を紹介するとともに、日本各地で行われている自然エネルギーに関する取り組みを紹介します。またフィールドワークでは木質バイオマスエネルギーの専門家・大塚憲昭さんを講師に迎え、この冬植物園の温室に設置した薪ストーブの紹介、さまざまな木材を使った火起こし体験や、手動薪割り機を使った薪割り体験を予定しています。
絶滅危惧種も棲む植物園の森
伐採木を燃料にした薪ストーブの炎
項目 | 詳細 |
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開催日時 | 平成29年3月15日(水)※雨天実施 13:00~16:00 |
開催場所 | 大阪市立大学理学部附属植物園 研究棟講義室および園内 〒576-0004 大阪府交野市私市2000 京阪電車交野線「私市(きさいち)」駅下車、徒歩約6分 [アクセスはこちら] ※ご来園には公共交通機関をご利用ください。 |
プログラム | 【第1部】講演「植物園から始める自然エネルギー 講師:植松千代美(理学研究科准教授) 【第2部】フィールドワーク「木質バイオマス体験」 講師:大塚憲昭(NPO法人里山倶楽部) ※フィールドワークがありますので、汚れても良く、動きやすい服装と靴でお越しください。軍手、天候によっては防寒具、雨天の場合はカッパやポンチョをご用意ください。 |
参加費 | 入園料 350円 ※中学生以下は無料、大阪市民で満65歳以上の方は無料(住所・年齢の判るものを提示)、障がい者手帳をお持ちの方(本人と付添の方1名)は無料 |
定員 | 30名(先着順) |
申込方法 | FAX、電話、メール、来園での申込み ①氏名、②住所、③電話番号、④職業、⑤年齢 ※先着順となりますので申込依頼後すぐに結果を通知いたします。 ◆FAXの場合 ※①~③は必須 上記①~⑤および「第7回市民講座参加希望」と明記のうえ、お送りください。 ◆電話の場合 上記①~⑤をお伝えください。 ◆メールの場合 ※①~③は必須 上記①~⑤を本文に明記のうえ、件名を「第7回市民講座参加希望」とし、お送りください。 ◆来園して直接申し込まれる場合 「第7回市民講座参加希望」と窓口でお伝えください。 ※先着順となりますので申込依頼後すぐに結果を通知いたします。 ※申し込み時にご記入いただきました個人情報は当講座に関するご連絡及び受講状況の分析のみに利用し、第三者に提供・開示することはございません。 |
申込み先・問合せ先 | 大阪市立大学理学部附属植物園 担当:伊集院 TEL:072-891-2059 FAX:072-891-2101 Email:b-garden@sci.osaka-cu.ac.jp (問合せ可能時間:9時~16時30分) |