「第1回里山を考える研究会」を開催します
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大阪市立大学理学部附属植物園は、平成29年12月6日(水)に「第1回里山を考える研究会」を開催します。
里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれを取り巻く林、農地、ため池、草原などで構成される地域です。都市から手軽に訪問し自然を楽しめる場として人気の「里山」ですが、少子化に伴う管理者の後継者不足による荒廃、放置竹林の拡大、獣害など問題が多く、近年注目が集まっています。
当植物園では、“ナラ枯れ”が園内で確認されたのをきっかけに、2012年からナラ枯れ研究会を開催し、その対策や地域における発生状況などの情報交換を行ってきました。近隣のナラ枯れ被害が減少に転じたことを受け、ナラ枯れ研究会の経験を生かし、新たな視点で今年度より「里山を考える研究会」として開催することにしました。
より多角的な視点から、里山のありようについて皆さんと共に議論していきます。専門家からの問題提起もございますので、ぜひご参加ください。
項目 | 詳細 |
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開催日時 | 平成29年12月6日(水) 13:00~17:00 ※交流会参加希望者は ~19:00まで |
開催場所 | <研究会> 会場①:星の里いわふね [アクセスはこちら] 京阪電車交野線「私市(きさいち)」駅下車、徒歩約10分 〒576-0033 大阪府交野市私市9丁目4番8号 TEL:072-893-3131 <交流会> 会場②:大阪市立大学理学部附属植物園 [アクセスはこちら] 京阪電車交野線「私市(きさいち)」駅下車、徒歩約6分 〒576-0004 大阪府交野市私市2000 TEL:072-891-2059 |
内容・プログラム | <研究会>【会場①:星の里いわふね 2階研修室】 第1部 専門家からの報告 13:00 ~ 15:00 ◆開会挨拶 植物園長 飯野盛利 ◆発表演題 ・「里山の生物多様性を脅かす2大要因」 石田弘明さん(兵庫県立人と自然の博物館) ・「中山間地における広葉樹の循環利用について」 山下直子さん(森林総合研究所関西支所) ・「草山と里山 管理目標はどうあるべきか」 佐久間大輔 (大阪市立自然史博物館) ◆質疑応答 第2部 参加者による報告・討論 15:15 ~ 17:00 17:30 ~ 19:00 |
お申し込み方法 | ◆はがき、FAX ⑴氏名 ⑵住所 ⑶電話番号 ⑷差し支えなければご職業 ⑸交流会への参加希望の有無 を明記して下記の宛先までお申し込みください。 ◆メール 上記⑴~⑸をメール本文に記載し、メールの件名を「公開研究会参加希望」として下記メールアドレスへお申し込みください。 ※申込時にご記入いただきました個人情報は当研究会に関するご連絡及び分析のみに利用し、第三者に提供・開示することはございません。 【お申し込み先】〒576-0004 大阪府交野市私市2000番地 大阪市立大学理学部附属植物園「公開研究会」係 TEL:072-891-2059/FAX:072-891-2101 E-Mail:b-garden@sci.osaka-cu.ac.jp 植物園Webサイト:http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/biol/botan/ |
定員 | 50名(先着順 事前申込必要)定員に達し次第締切り |
参加費 | 無料(交流会参加者は実費 1,500円程度) |
お問い合わせ先 | 大阪市立大学理学部附属植物園 担当:高島 TEL:072-891-2059(問合せ可能時間:9時から17時30分) |
主催 | 大阪市立大学 理学部附属植物園 |
共催 | 森林総合研究所関西支所 |
後援 | 交野市 |