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春の人権問題講演会 開催について

2018年04月27日掲載

春の人権問題講演会 開催について

 
 

 2018年5月11日(金)に学術情報総合センター10階において、「平成30年度春の人権問題講演会」を開催します。
 毎年、人権問題委員会では人権問題講演会を開催しておりますが、今年度は「国際社会から見た日本の表現の自由とメディア」をテーマとして、英国在住で国連人権機関に精通し、国際社会に日本の人権状況の問題を提起し続けている藤田早苗氏をお招きしましてご講演いただきます。
多くの学生、教職員、市民の方のご来場をお待ちしております。

項目内容
開催日時 2018年5月11日(金)
10:40~12:10
開催場所 大阪市立大学 杉本キャンパス学術情報総合センター10階大会議室
大阪市住吉区杉本3-3-138
JR阪和線「杉本町(大阪市立大学前)駅」下車、東口すぐ
地下鉄御堂筋線「あびこ駅」下車、4号出口より南西へ徒歩約15分
[アクセスはこちら]
内容 【講演テーマ】国際社会から見た日本の表現の自由とメディア
【講師】   藤田 早苗 氏 (英国エセックス大学人権センターフェロー)
【講演要旨】
 今年3月、日本政府は国連人権理事会からの「報道の独立性」に関する勧告を拒否しました。この勧告の基礎は昨年発表された表現の自由に関する国連特別報告者デビッド・ケイ氏の日本調査訪問に関する最終報告書で、メディアの独立性の危機を指摘していますが、政府はこの報告書にも不満を示しています。また、昨年は共謀罪に関してプライバシーの権利に関する国連特別報告者ジョゼフ・カナタチ氏が安倍首相に書簡を送り、政府が強く抗議するなど、近年の日本政府の国連人権勧告に対する対応は関係者からも懸念されています。
 本講演では英国在住で国連人権機関に精通し、いち早く秘密保護法案や共謀罪法案を英訳して国連特別報告者に情報提供して国連からの声明・書簡を引き出し、2016年のケイ氏の日本調査訪問の実現に尽力するなど、国際社会に日本の人権状況の問題を提起し続けている藤田早苗氏より、最新の情報をお話しいただきます。講演ではBBCなどの動画や海外メディアの報道も用いて、「権力の監視役」としてのメディアの役割について、また英国の政治や制度に関する紹介も行います。
申込方法 事前申し込みは不要
参加費 無料
定員 250名(当日先着順)
対象 本学在学生・教職員・一般の方
主催者 大阪市立大学人権問題委員会
お問い合わせ先 大阪市立大学人権問題委員会事務局
(学務企画課庶務担当 平日9時~17時 電話:06-6605-3503)

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