【開催延期】理学部附属植物園 人と自然の調和を考える「第2回 里山を考える研究会」を開催します
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※本イベントは本学新型コロナウイルス対策の方針にもとづき、開催見送りとさせていただきます。
理学部附属植物園は2020年3月19日(木)に「第2回 里山を考える研究会」を開催します。
2018年9月5日に予定していた第2回里山を考える研究会は、前日の4日に関西を襲った台風21号の被害の大きさに、中止を余儀なくされました。植物園では400本を越す被害木が確認され、また同時に都市部の樹木にも大きな被害がありました。1年半を経てようやく研究会開催の運びとなりました。里山だけでなく、都市近郊も含め、あの時、樹木に何が起きていたのかをふり返り、気象の極端化が進むと予想される今後の樹木管理について森林や里山の専門家がご報告いたします。
また、里山のみならず都市部にも出没して問題となっている野生動物による被害状況についての報告、今後の里山のあり方を考える一助として、木質バイオマス利用についての報告もあります。
原生的な自然と都市との中間に位置し、都市から手軽に訪問し自然を楽しめる場として人気の里山が抱えている多くの問題を、専門家や自治体、市民団体など、里山保全に取り組んでいる関係者が一堂に会して議論し、情報を共有できる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
項目 | 詳細 |
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開催日時 | 2020年3月19日(木) 12:30~16:00・交流会 16:10〜17:10 |
開催場所 | <研究会> 会場①:星の里いわふね2階 研修室2 [アクセスはこちら] 京阪電車交野線「私市(きさいち)」駅下車、徒歩約10分 〒576-0033 大阪府交野市私市9丁目4番8号 TEL:072-893-3131 <交流会> 会場②:星の里いわふね2階 研修室1 |
内容・プログラム | [研究会] 星の里いわふね(12:30〜16:00) 第1部 講演 開会挨拶 大阪市立大学理学部附属植物園長 山田敏弘 「台風被害から見る里山林・都市近郊林管理の新たな課題」 松本光朗(近畿大学農学部 教授) 「里山にひそむケモノたち~大阪府内の獣害状況~」 幸田良介(大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター 主任研究員) 「木質系廃棄物の資源化及び有効活用の取り組み―地産地消事業の実践―」 井戸央至(TJグループホールディングス株式会社 取締役) 辻元眞由子(TJグループホールディングス株式会社 取締役) 第2部 自治体や市民団体からの報告 台風被害をはじめ、里山が抱える問題について広く情報を交換 閉会挨拶 大阪市立大学理学部附属植物園長 山田敏弘 [交流会(茶話会)] 星の里いわふね(16:10〜17:10) |
お申し込み方法 | メールにて、(1) お名前、(2) 住所、(3) 電話番号、(4) 差し支え無ければ職業又は里山とのかかわり、(5)交流会への参加希望の有無、をメール本文に記載し、メールの件名を「公開研究会参加希望」として b-garden@sci.osaka-cu.ac.jp へお送りください ※申込時にご記入いただきました個人情報は当研究会に関するご連絡および受講状況の分析のみに利用し、第三者へ提供・開示することはございません。 植物園Webサイト:http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/biol/botan/ |
定員 | 50名(先着順、要申し込み)定員に達し次第締切り |
参加費 | 研究会の参加は、無料 交流会の参加は、1000円(実費相当) |
主催 | 大阪市立大学 理学部附属植物園 |
共催 | 大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター |
協力 | 交野市 |