大阪市立大学 都市防災教育研究センター（CERD）は、2021年5月11日（火）に、「第27回サイエンスカフェ‐防災座談会‐」を開催します。
　今回のテーマは、「新型コロナとクルーズ船‐ダイヤモンド・プリンセス号の中でなにが起こっていたのか‐」です。
　日本で新型コロナウイルス感染症の陽性者が少しずつ確認されだした2020年2月、横浜港を出港しクルーズの途上であった香港で下船した乗客の陽性判明の連絡が入りました。日本に帰国し上陸するつもりだった乗客は感染拡大防止を名目に船内に足止めされ、大変な不安と不自由な状況となりました。
　あの時、ダイヤモンド・プリンセス号の中でなにが起こっていたのか、クルーズ会社や政府の対応はどのようなものであったのか。クルーズ船の乗客らで作られたDP検証連絡会の共同代表で、乗客の一人であった平沢 保人氏から船内の状況や下船後の出来事をお聞きし、今後の感染症災害への教訓を考えます。