副学長が上海を訪問(中国国際工業博覧会、上海ホームカミングデー、上海対外経貿大学訪問、第3回東アジア都市対話研究フォーラム)
大阪市立大学では今年も11月はじめに中国・上海にて様々な取組みを行いました。
2015中国国際工業博覧会高校展区への出展
平成27年11月3日(火)から7日(土)まで、上海で開催された「2015中国国際工業博覧会高校展区」に出展しました。中国国際工業博覧会は、1999年から毎年開催されている中国最大の工業総合見本市で、第17回となる今年は、会場を新たにオープンした世界最大級の総合展示館「国家会展中心(上海)」に移して開催されました。
本学は、大阪市と上海市の姉妹都市交流に基づき、長年に渡り学生や研究者の交流を続けており、こうした交流実績により、上海市教育委員会から2010年度より毎年招待いただき出展しています。
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上海ホームカミングデー開催
平成27年11月3日(火)夕刻、上海市内にて上海ホームカミングデーを開催しました。
まず初めに、井上副学長から最近の大学の様子を報告し、上海友好会の吉田耕平会長から御挨拶を賜りました。その後来賓のご紹介、国際交流アドバイザーのご紹介等を行った後、上海友好会の王亜副会長の乾杯の御発声により懇親会がスタートしました。本学卒業生、来賓、大学関係者等あわせて50名以上の方に参加いただき、終始アットホームな雰囲気の中で懇親会は大いに盛り上がりました。
上海対外経貿大学訪問
平成27年11月4日(水)、井上副学長ほか大学関係者一行が、上海対外経貿大学を訪問しました。松江キャンパスを見学した後、聂清副学長ほか上海対外経貿大学関係者の皆様との懇談を行いました。今後も、両大学間の学術交流を推進していくことを確認しました。
第3回東アジア都市対話研究フォーラム開催
平成27年11月4日(水)、上海対外経貿大学松江キャンパスで「第3回東アジア都市対話研究フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは、2013年11月に上海大学で第1回を開催し、以後、両都市で毎年相互の開催を約束したものです。昨年の大阪市立大学での開催に続き、今年は上海での開催となりました。
第3回の今回は、上海対外経貿大学の陳子雷教授が開催担当、大阪市立大学の李捷生教授が調整担当となり進行しました。
まず初めに、大阪市立大学国際センター所長の中川眞教授、及び元上海市教育委員会処長の張進氏による挨拶の後、大阪側から、大阪市立大学都市研究プラザのコルナトウスキ・ヒェラルド特任助教による「大阪における単身高齢化問題と地域への影響―西成区の不動産市場の変容を事例に―」の発表が行われました。次に、上海側から、上海大学外国語学院日本語学部の趙艶利講師による「上海市労働組合(工会)の機能変化―国際金融危機下の「雇用調整」の事例を中心に―」の発表がなされ、続いて、上海対外経貿大学国際経貿学院の叶作義准教授による「上海市の産業構造分析―産業関連表に基づいて―」の発表があり、それぞれ熱心な討議がなされました。最後に、上海大学東アジア研究センター所長の馬利中教授から、本フォーラム設立の経緯とその意義について、まとめの報告がなされた後、終了となりました。
今回もすべて日本語による発表であったため、3大学の関係者のほか、東華大学外語学院で日本語を勉強している学生の皆さんにも聴講いただきました。
国際センターでは、上海友好会(同窓会)や上海所在の関係諸機関と連携しつつ、今後も上海での各種活動を実施してまいります。