公立大学法人大阪市立大学
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国際交流

中国・上海市甘泉外国語中学で模擬授業を実施しました。

 留学希望者に対するプロモーションの一環として、2018年12月1日(土) 、中高一貫の公立校の上海市甘泉外国語中学で模擬授業会を開催しました。当日は日本語を学ぶ高校生と教員あわせて24名が参加しました。 

 本学からは、小田中章浩副学長(文)を団長、坪田誠研究科長(理)の他、教員4名の訪問団を送り、各専門分野の研究内容を分かり易く講義しました。

 参加した生徒は事前に教員の論文を読みこなした上で参加しており、適切な質問を投げかけるなど、生徒の優秀さが際立ちました。終始、楽しく笑いあふれる模擬授業となり、大いに本学に興味を持ってもらえたようです。

 今後も多くの優秀な留学生に来てもらえるよう、本学の魅力を発信して参ります。

所属氏名模擬授業テーマ
商学部 卜志強准教授 会計って本当に面白い?!
文学部 海老根剛准教授 アニメーションを学問する~アニメーション表現論入門~
理学部 渕側太郎准教授 生き物たちはどうやって時を計るのか?~ヒトやミツバチを例に~
工学部 遠藤智司准教授 日本と大阪の環境汚染

 


AV設備の整った教室で高校生と


積極的に質問する学生が多かった

模擬講義をされた先生方の感想と意見

商・卜志強准教授「会計って本当に面白い?!」

私の講義の内容は市大の歴史や商学部のあゆみに関する紹介と、商学部の最も重要な科目の一つである『会計学』についての解説との二つの部分からなります。特に会計学の面白さをいかに分かりやすく説明するかというところに力を入れました。そうした工夫が功を奏したのか、高校生たちはよく私の話を聞いたり、面白いところで笑ったりしてくれました。また、講義最後の質疑応答では学生たちは活発に様々な質問をしてくれました。個人的な印象として、高校生たちは勉強も熱心し、日本語のレベルも高いと感じます。こうした学生が本学に留学に来てくれればと思います。(抜粋)

 文・海老根剛准教授「アニメーションを学問する~アニメーション表現論入門~」

以前に上海を訪問した際にも、この都市に充満するエネルギーに圧倒されたのですが、今回、甘泉外国語中学の学生のみなさんの前で授業をしてみて、教育の現場にも同様の活力がみなぎっていることを実感しました。充実した設備を備え、グローバルな世界を見すえた学びの機会を提供している甘泉外国語中学とそこで教育に尽力する先生方の真摯な言葉にも感銘を受けましたが、こちらの話す事柄に生き生きと反応し、積極的に発言する学生のみなさんの明るくポジティブなパワーに、なによりも圧倒されました。

理・渕側太郎准教授「生き物たちはどうやって時を計るのか?~ヒトやミツバチを例に~」

初めて中国、そして上海を訪問し、甘泉中学を交流したが、行ってよかったと心底思った。甘泉中学の高校生の授業に対する反応や質問の活発さをはじめとする生き生きとした様子、また街中のエネルギッシュな雰囲気に影響を受け、心なしか行く前より元気になった気がする

 


工・ 遠藤智司准教授「日本と大阪の環境汚染」

教育レベルが高い上海の進学校を訪問できるとあり楽しみにしていました。生徒は日本の公害問題などについてもよく勉強しており、学力・知識については予想通り、高いレベルと感じました。それ以上に、生徒たちの反応の良さ、授業参加への積極性、好奇心の強さが印象的でした。学ぶことの多い出張でした。

 

*2018年12月26日 一部加筆

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