令和元年度「留学の想い出写真コンテスト」受賞者が決定しました
2019年度新修外国語教科会議・GC副専攻主催・国際センター共催
第4回「留学の想い出写真コンテスト」入賞作品と受賞者のコメント
グランプリ(1名×2作品)
「現地の空気感」賞:「朝5時」「生きる喜び」
田中佑樹(文学部4年生)2018年11~12月 ル・アーヴル大学(フランス)
【受賞の感想・作品について】
初めてのフランス留学はエールフランス航空のダブルブッキングで始まりました。関空から直通のはずが羽田空港を経由し、約12時間遅れてシャルル・ド・ゴール空港に到着し、メトロに乗って目的地の駅の出口を出た時の風景がこの写真です。朝5時で雨も降っていたので正直あまりいい思い出ではありませんが、今回の受賞で多少は報われました。本当は逆立ちの写真1枚でグランプリを勝ち取って、生きる喜びを噛み締めたかったです。
*準グランプリ(1名×3作品)
「ことばが響いてくる」賞:「天に楽園あれば地に蘇州あり」「第二の故郷」「絶えず自らを向上させる努力をせよ」
村井彩希(文学部3年生)2018年3月~2019年1月 上海大学(中国)
【受賞の感想・作品について】
この度はこのような賞を受賞させていただきとても光栄に思っております。私が撮影したのは上海から高速鉄道で30分、東洋のベニスと呼ばれる蘇州です。古き良き中国の街並みを写真にしてみました。上海や深圳などの大都市とはまた違った趣があるのではないでしょうか。
*準準グランプリ(2名×各3作品)
「心が洗われる」賞:「夕暮れ」「地下鉄」「エルミタージュ美術館」
山下瑠也(文学部4年生)2018年8~9月 サンクトペテルブルク大学(ロシア)
【受賞の感想・作品について】
趣味にしている写真をこのような形で評価していただき、たいへん嬉しく思います。「夕暮れ」は、モスクワ地下鉄を降りて地上に出た際に、眼前の夕日に映えるモスクワ・シティに感動して収めた一枚です。「地下鉄」は、ソ連の芸術を探してモスクワ地下鉄の駅巡りをしていたとき、一番美しいと感じたノヴォスロボーツカヤ駅を収めた一枚です。最後の「エルミタージュ美術館」は、留学先の大学からもほど近く足繁く通っていた場所ですが、深夜は昼とは違うミステリアスな表情を醸していました。その雰囲気を表現すべく収めた一枚です。
「行きたくなる」賞:「ハーバードブックストア」「彩り野菜」「冬のミシガン湖」
河合将貴(商学部3年生)2019年2~3月 アンドリュース大学(アメリカ)
【受賞の感想・作品について】
思い出の一コマが「行きたくなる」賞を受賞することができ大変光栄です。お店に立ち寄ったときの一コマで、色とりどりの野菜たちが 1 つ 1 つ梱包されることなく陳列されている様子に心引かれました。世界中でプラスチックの使用量を減らそうという動きのある中で、小分けに梱包された野菜が売られていることの多い日本のスーパーでも、過剰な梱包をやめ、視覚的にも野菜をおいしく味わえたらいいなと思います。
*佳作(2名×1作品、2作品)
「トゥール近郊のサン=シュル=ロワールの乗馬クラブ『ラ・グルナティエール』にて」
北博幸(文学研究科前期博士課程2年)2018年8月〜9月 トゥーレーヌ学院(フランス)
【受賞の感想・作品について】
フランス語学学校(アンスティチュ・ド・トゥーレーヌ)に留学。トゥールの学校から北に1.8km歩いて20分少しのところに乗馬クラブ「ラ・グルナディエール」がある。ここはバルザックが幼少期育ったサン=シル=シュル=ロワールの別荘地で、後年作家はこの屋敷に半年ほど滞在していること、バルザックの短編小説に『ラ・グルナディエール』があるとこのクラブのディレクター、ジャン=フランソワ・ド・ミューユが教えてくれた。ロワール川を望む屋敷の前庭での記念写真です。
「カリーブルスト」「市庁舎」
多井沙織(文学部3年)2018年8~9月 ハンブルク大学(ドイツ)
【受賞の感想・作品について】
この度は佳作を頂き光栄に思っております。ありがとうございます。「カリーブルスト」は、週末旅行で行ったベルリンで食べたもので、とても美味しかったのでお店オリジナルのケチャップをその場で買いました。日本のケチャップとはまた別物の味がして美味しく、帰国してから少しずつ大切に使い切ったことはいい思い出です。その国独自の料理にこれからも積極的にチャレンジしようと思います。