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生活科学研究科 谷直樹教授、竹原義二教授らが「2010年日本建築学会教育賞」を受賞

2010年04月21日掲載

研究・産学

平成22年4月16日、生活科学研究科の谷直樹教授、竹原義二教授、藤田忍教授、小池志保子助教による教育・研究活動である「大阪長屋の再生 ストック活用力育成プログラム」が2010年日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞しました。5月31日に建築会館で贈呈式が行われます。

本教育プログラムは、大阪の住文化を代表する近代長屋を「豊崎プラザ」として大阪市立大学の教育・研究のテーマと位置づけ、90年近く前に建設された木造長屋の歴史的建造物としての価値を保存しながら、耐震面やデザイン面で改修を行い、現代に蘇らせるという取り組みである。長屋の再生工事を大学の教育・研究プログラムに組み込み、本物の現場に身を置いて住まい手と同じ目線で取り組む点、設計製図課題や卒業設計を通して建築に必要な知識やチーム力を習得し、ストック活用の重要性を体得することができる点、さらに住宅の維持管理方法を習得し、現代人が忘れている「住みこなし」能力の育成が期待できる点などが高く評価された。

豊崎ブラザ 豊崎プラザ室内 豊崎プラザ作業中

「豊崎プラザ」の受賞実績

【参考】社団法人日本建築学会