公立大学法人大阪市立大学
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杉本地区防火・防災総合訓練を実施しました。

2010年12月07日掲載

教育・学生

平成22年11月25日(木)、杉本地区において、大阪市住吉消防署の協力を得て、学生・教職員3,000名以上が参加した、「防火・防災総合訓練」を実施しました。
「震度6弱の直下型地震により、各地区1ヵ所で火災が発生した。」との想定で、自衛消防隊を杉本地区で組織し、各部局等に設置された地区隊を中心に、消火、避難誘導、傷病者搬送の訓練などを行いました。また、本部隊では各部局からの被害状況の情報収集、消防署への通報、広報、施設点検、傷病者救護の訓練を行いました。
杉本地区の防火・防災訓練は年々規模を拡大し、本年度は初めて全学生・教職員等が参加する訓練となりました。また、今年度からの試みで、学生の安否を確認する方法として、出席調査票を活用した「安否確認カード」を学内避難場所で全学生に記入させて、避難者氏名等を確認することとしました。
総合訓練の後、住吉消防署から「全般的に、訓練の目的をよく理解し対応していた。報告会では前向きな改善策も提案されていたので、次回の訓練に活かしていただきたい。実際に災害が起きた時に対応できるよう、訓練を繰り返し行い、習熟していくことが重要である。また、班長がいない時の対応や、安否確認手段なども検討されたい。」旨の講評がありました。
最後に、自衛消防隊の統括管理者である柏木副理事長から、「今後も安全な大学環境を構築していきたい。高齢社会では、災害時に活動できる若い力が期待されている。社会に貢献できる志の高い学生が溢れる大学を目指していきたい。」との総括で訓練を終了しました。

なお、総合訓練に先立ち、いざという時に躊躇せず消火用機器等の操作ができるよう、11月10日(水)に、自衛消防隊地区隊初期消火班員に対し、屋内消火栓と消火器(水消火器)を実際に使用した操作実習訓練を実施するとともに、11月15日(月)には救出救護班員に対し、救急処置やけが人搬送方法の講習やAEDの操作実習訓練を行いました。参加者からは、屋内消火栓の放水時の水圧の強さに驚きの声が出たほか、AED操作訓練では操作機会を増やしてほしいとの要望がありました。

今後も、実際に災害が発生した時に学生や教職員の安全が確保できるよう、防火・防災訓練の充実に努めてまいります。

当日の様子 当日の様子

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