10月12日から、2012年3月卒業・修了予定者を対象とした「学内企業セミナー」がスタートしました。初日には、過去最高の822人の学生が集まり、第1週の4日間を合計すると1日の平均が700人を超えるというスタートとなりました。会場の高原記念館には、連日、多くの学生が集まり、熱心に人事担当者の説明に聞き入っています。

学内に企業の人事担当者を招いて行うセミナーを拡充した狙いは、年々早期化し、学事日程に悪影響を与えると問題視されている現在の就職戦線に対応するため、学生が正課や課外活動を行いながら、学内で就職活動をスタートできるよう企画しています。他大学の同様のセミナーと大きく異なるのが、1日の参加企業数を10～20社程度に抑え、開催日数を数十日間としている点です。他大学や就職情報会社が行うように大会場に多くの企業が参加するフォーマットでは、学生が訪問できる企業数は限られてしまいますが、本学のセミナーでは、学生が十分に企業担当者の説明を聞けるように配慮されています。

特に今回は、説明の一部分を英語で実施するよう企業に依頼しており、ビジネスのグローバル化という時流に対応した新たな取り組みとして、企業からも注目されています。 参加企業や1月開催分のスケジュールについては、「学内企業セミナー」のページをご覧ください。