公立大学法人大阪市立大学
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麻しん(はしか)が流行しています

2011年05月02日掲載

教育・学生

「麻しん」は、非常に強い感染力を持つウイルス性の疾患で、患者と同じ空間(体育館・教室・バス・電車など)にいただけでも感染します。
感染が拡大すると、大学運営に大きな支障をきたします。また、教職課程・介護体験等で実習を予定されている方は、受け入れ先から抗体やワクチンの接種の確認を求められる場合があります。

麻しんの症状

  • カタル期
    38℃前後の発熱、咳・くしゃみ・鼻水・めやに・結膜充血など風邪症状がみられ、いったん熱が下がる頃に、口の中の頬粘膜に、コプリック斑という灰白色の斑点がみられます。

  • 発疹期
    熱が再び上昇し(40℃前後)、発疹が出現します。発疹は耳の後ろから広がっていきます。

  • 回復期
    熱は下り、発疹は現れた順に色素沈着して消えていきます。

怖い合併症

麻しんに罹ると全身の免疫機能が低下し、中耳炎・喉頭炎・気管支炎・肺炎・脳炎を併発することがあり、ひどい場合は、死亡するケースもあります。特に成人の場合、重度の合併症を引き起こすことがあるといわれています。

予防

予防接種が最大の予防法です。麻しんに罹ったことがない方、予防接種を受けてない方、1回接種で抗体が低下している方は、予防接種を受けましょう。

麻しんの初期は風邪と同じです。風邪かな?と思ったら、医療機関を受診しましょう。
また、麻しんが疑われたら、学部事務室に連絡して大学を休みましょう。

チラシ