公立大学法人大阪市立大学
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熱中症に注意

2011年08月08日掲載

教育・学生

今年は、例年に増して熱中症が多発しています。
まだまだ残暑が続きます。個人がそれぞれ意識的に熱中症を予防するように心がけましょう。

熱中症とは、身体の産熱と放熱のバランスが崩れたため、身体に不調がおこる状態をいい、I 度(軽度)~III 度(重度)に分類されています(下表参照)。症状が出ているのに対処しないと、進行し悪化していきます。
身体の深部温度が42度を超えてしまうと、体の細胞がこわれて、心臓・肝臓・腎臓・脳などの多臓器不全を起こします。

熱中症の分類

I 度(軽度) こむらがえり または立ちくらみ 目の前が暗くなる
II 度(中等度) 強い疲労感・めまい・頭痛・嘔気・嘔吐・下痢・体温上昇の組み合わせ
III 度(重度) 意識消失・けいれん・手足の運動障害・おかしな言動や行動・過呼吸 ショック症状
高体温(腋窩体温39.0℃以上 深部体温40℃以上)

Ⅰ度の軽い症状が出始めたり、「おかしいな?」と思ったら、無理をせず、早めに休息し、 応急手当を受けるようにしてください。

(注意点)

  • 高温多湿下での運動・作業を行う場合は、定期的に休憩をとりましょう。自覚症状がなくても、休むようにしましょう。
  • 熱中症は、屋内外を問わず発症しますので、注意してください。
  • 激しい運動や重作業を行う際は、体温・体重測定ができる休憩場所の確保が望ましいです。
  • 体重が2%以上減少しないように、水分・塩分の補給を行ってください。
  • 体調の悪い時は、無理をしないようにしてください。
  • 本人からの訴えがなくても、周囲が不調に気付いた場合は、直ちに休息を促してください。
  • 熱中症が疑われる人を休息させる場合は、決して1人にせず、必ず誰かが付き添ってください。

掲示ポスター